リオレウスと蛇とトリオ
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ういう知り合いだ?場合によっちゃ、アスナ報告行きだが?」
「………偶然助けて、そこから一緒になった娘だよ。本当にそれだけ」
「ふーん」
ま、アスナ報告行きだが。アスナは多分怒るだろうな。
そんな想像をしていると、先行していたリーファが戻ってくる。
「ねぇ!近くに村があるよ!そろそろ時間も時間だし、そろそろログアウトしないと!!」
「そうだな。流石に疲れたし、ここらでログアウトすっか」
キリトがそう言い、俺達はリーファが指した村へ降下した。
村に入ると、静かな感じでライトは不思議がる。
「おい、おかしくねぇか?NPCが居ねぇ」
「キリト、やっぱりやめておいた方が良いよ」
ストレアはキリトに言うが。
「でも、宿屋の店主位は居るだろ?お、あったぞ宿屋」
キリトとリーファが宿屋の方に駆け寄って行く。だが、NPCが居ないのはおかしすぎる。まさかーーーー!
「キリト、それを開けるなーーーーーー!!」
ライトは叫ぶが遅く、村を構成していた建物が崩れ落ちた。そして、宿屋の前に立っていたキリトとリーファは足元に出来た穴に吸い込まれていった。
「ダァァァァク!!」
『あいよっ!!』
途端、ライトが裏になり、ダークが表に出る。
「取り合えず恨みはねぇけど吹っ飛べ」
ダークは、背にある漆黒の狂戦士を抜くと、地面に構える。
「<千本・血柱>!!」
途端、地面から幾つもの剣の切っ先が現れ、切り裂く。
すると、地面が動き、キリト達を飲み込んだソレが姿を現す。
「………蛇?」
「……蛇だな」
『蛇だよね』
『わー、でかい蛇だー♪』
そう。ダーク達の身長を越える巨大蛇だった。
「あれはミルドガルズと言う蛇型Modだな。ああやって擬態し、プレイヤーを飲み込み、強制的に地下世界・<ヨツンヘイム>へと送る」
リオレウスが肩に乗り解説する。
「んじゃ、キリトの野郎もそのヨツンヘイムに?」
「そうだろう。だが、逆に残ったお前達には良いタイミングだ。奴は倒されると大量のユルドと稀少な武器・防具が手にはいる。中々エンカウントすらしないため、かなり運が良いと言える」
リオレウスの説明を聞き、ライトトリオは目を光らせた。
「『『ようし、狩ろう!!狩っちまおう!!キリト達には悪いが、頂いたァ!!』』」
兎に角やる気の様である。
「えーっと……私はどうすれば………」
「『『手を出すな!!』』」
「えー………」
流石にストレアもこの時ばかりは呆れたようである。しかし、ライトトリオはお構いなしだ。
「よーし、どうするどうする?誰からいく?」
『僕!僕から!!』
『ロードじゃ終わっちまう!!俺とダークだ!!』
「仕方ねぇ、あれい
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