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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic1 参上、魔法使いライダー
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しまっt…アッー!!!』
ズガァァァァァン!!
あわれフレイムバットは大爆発を起こし、DZナイトはミニフェニックスの放つバリアに守られ無事であった。
だが、まだフレイムバットは何カ所かが燃えたり焼け焦げてはいるものの、未だに健在である。
もっとも、火属性のフレイムバットが丸焼けになって熱がるのも問題はあるのだが。
『あぢぢぢぢいぃぃぃ!!』
「…今です!」
DZナイトは改めて指輪を取り出し右手中指に変更、ディザーソードガンの手形にふれる。
すると、刀身から凄まじい冷気が巻き上がり吹雪の柱を形作っていった。
冷気の指輪…『フロスト・リング』による斬撃技、『フロスト・スラッシュ』である。
『カモン・タッチング・スラッシュ・ゴー!…フロスト・スラッシュ・ストライク!!』
「これで…フィナーレです!!」
『えっ、ちょっと待っt…ぎゃあぁぁぁぁぁ!!』
ズガアァァァァァ…ン!!
ディザードによる斬撃をまともに喰らい、フレイム・バットは真っ向から斬られて派手に爆発を起こした。
それから5分後、パトカーが現場に到着し警官達が数名パトカーから降りてきた。
その頃には、ディザードは変身を解除してエリカに戻っており、足下には真っ黒に焼け焦げた男性の情けない姿が…。
ホムンクルスの具現化の方法には二種類あり、一つは魔力の弱い魔法生命体がゲートの人間に直接憑依するタイプ、もう一つはゲートから出現してすぐに具現化するタイプである。
フレイムバットの場合は、数日前から魔法生命体が男性に憑依し、連続放火をした疑いが強く…この男性もまた犠牲者なのである。
「エリカちゃん、犯人逮捕にご協力いただき感謝します。」
「あ、ありがとうございます。…では、私は用が残っていますので、これで失礼します。」
「あぁ、夜道には気をつけるんだぞ!」
「…はい、みなさんもお気をつけて。」
エリカは黒こげになった犯人の逮捕を見届けると警官達に軽く会釈し、マシン・アバタールに乗り込み現場を後にした。
現代に生きる、神秘の力を宿し魔法使い…ディザード。
彼女の戦いは、まだ始まったばかりである。
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