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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第58話 マテリアル覚醒
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う事が出来ない。星も分かってるよね?チャンスは一度きりだって事を………」
「分かってます………」
そう言って懐に手を添えた。小さくもぞもぞと動いた様子を見て、夜美と優理も頷いた。
「これが私達が唯一レイを救える手だってエローシュも言ってた。絶対に成功させなくちゃいけない。だからそのためにも………」
「分かったが、実際発動するまでかなり時間が必要になるぞ!?それまで一体どうするつもりだ!?」
「………私が時間稼ぎをする」
「優理!!」
「大丈夫、防御の固さは有栖家一番だもん。どんな攻撃を喰らっても私が3人の壁になる。………私は3人の盟主なんだよ?信頼してよね!!」
笑顔でそう答える優理に2人は何も言えなくなった。
しかし優理の覚悟を信じ、深く頷いた。
「夜美、やり方は分かってる?」
「ああ、大丈夫だ」
「それじゃあ後は………」
そう言って自分のデバイスを操作し、夜美にデータを送った。
「これは!!………なるほど、これならば確かに成功するかもしれん………」
「それじゃあ後はライと代わって………ライ!!」
話していた3人に向かってライが吹っ飛んできた。
「フープバインド!!」
星が輪のバインドを展開し、ライを優しく捕まえる。
「星……ありがとう………」
「作戦会議は終わったかしら?」
余裕を持って声を掛けるホムラ。
しかし言葉とは裏腹に顔色は青かった。
「………ちょっと神速の効果が弱まって来たわね。やっぱり負担になってるのかしら?………まあそれでも今の貴女達を殺す位の余裕はあるんだけどね」
「次は私が相手………」
右手に持っていた槍をレイピアに変え、盾を前に構えてホムラの前に立ちふさがる優理。
「あらあら?最年少の子に戦わせるつもりなの?」
「あんまり舐めないでよね。これでも私はあの3人の盟主なんだから………!!」
「………確かに魔力量もあの神崎大悟に勝てないとはいえ、良い勝負が出来るほどの膨大な力を持っているわね。だけど分かってると思うけど、魔力が高ければいいって訳じゃ無いのよ?」
「言われなくたって分かってる。体を休めるつもりだろうけど、そうはいかない!!」
盾から膨大な量の誘導弾を発射する優理。
「速さで勝てなかったら数で戦うか………面白いわ、どこまでやれるか付き合ってあげる!!」
優理はクロスレンジの戦闘にならない様に誘導弾と複数を同時発射する砲撃魔法を駆使して、ミドルレンジ、ロングレンジでの戦闘スタイルで戦ってた。
そして気づかれない様に星達から出来るだけ距離を取るように………
「ライ、キツイと思うけどこっちに来てください」
「………何をするつもり?早く優理の援護を………」
「いいから来てくれ」
夜美に
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