暁 〜小説投稿サイト〜
それでも歌い続ける
はぁ?だったら?
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
 またな にするって。パーカーが気づいたのかは知らねーし、どうでもいい。気づいたから?だったら?それが?で終わるはずだ。


しばらくしてもうパーカーの後ろ姿は、見えなくなった。ーパタンー 俺は、家に入った。






・・・






夏休みがそろそろ終わる。俺夏休みほとんどぼーっとしてたなぁ。(あと受験勉強。)特にやることとかないし。まぁ、ぼーっとする事を望んでたんだからそれはそれでOKだよな。何かしようかな。最後らへんくらい。・・・・そんな事を考えてると、うっ!パーカーから電話だ?!


「んだよ・・・・。」


『もしもし?!僕だよ!覚えてる?!』


「お前は、オレオレ詐欺でもする気か?自分の名も名乗らないで・・・・。」


『言わなくてもスマホにかけてんだからわかるだろ?』


「それより要件は?無いなら切るから。」


俺は、無理やり切ろうとしたがパーカーが慌てて要件を言ったので聞くことにした。


『僕らももう夏休みが終わるから最後の思い出にプールに行こうと思ったんだ!だからいくぞ!』


「おいおい?!人の都合とか聞けよ!!そもそもどこで待ってればいいんだよ?!」


『都合とか聞かなくても敬人なら来てくれるって思ってるから。場所は、あの公園ね。バイバーイ!』


「あっ?!」 ツー・・・・ツー・・・・



切られた・・・・。早く準備しねぇと。・・・・・・・・・・・・「来てくれるって思ってるから。」って言われたって・・・・。信じられても困るんだけど。ダメだったときのこと考えろよ。


「兄貴ー・・・・ちょっと行ってくる。」


「どこに行くの?」


「・・・・プール・・・・誘われたから。ぱっ・・・・じゃなくてシャオに。」


「そっかぁー行ってらっしゃい。」


バタン







・・・







あれ以来俺は、この公園には、行かなかった。近くを通ったことは、何回もあるけど。何かあると嫌だからなんとなくパーカーに電話をした。・・・・なんでパーカーにかけたんだろう、俺。花梨とか心春でもいいじゃないか。切って他の人にかけようとしたとき。


『敬人?どうしたんだい?』



パーカーがでた。もう切れない。


「あのさぁ・・・・お前今どこにいんの?俺もう着くんだけど。」


『僕は、もう着いてるよ。皆もいるよ。』


「わかった急ぐ。切るわ。」


『ゆっくりでも大丈夫だから。』


「おう。」



急いで走ると直ぐに公園についた。皆を捜すとパーカーが手を振っているのに気づいた。


「悪い。遅くなった。」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ