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それでも歌い続ける
はぁ?だったら?
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神様に祈りながら2番目の兄貴が買ってきた沢山のケーキをパクパクと食べ続ける。兄弟以外は、俺の食べっぷりに目を丸くしていた。そりゃあそうだわ今ケーキ5個目だからな。まぁ、だからと言ってどうというわけじゃない。俺がケーキを何個食べようが俺の勝手だ。



「敬人。」


「んだよ?」



俺は、返事をして隣にいるパーカーの方を向いた。・・・・パーカーは、片手を俺の頬にあててもう片方の手で俺の口を拭いた。俺は、されたこともないことを予告も何も言わずにされたからすっげー怒った。

というか皆の前だったからかなり恥ずかしかった。


「?!!!!なにすんだっっっっ!!!」


「ごめんごめん。ケーキで口が汚れてたから拭こうと思って。」


「そう言うの先に言えよ!あとしなくていい!!」


「ケーキついたままじゃ、格好悪いぜ?」


「どうでもいいよ。そんなの!!」



いつも通りの冷たい感じでかえした後、怒りを静めるために、また途中のケーキを食べ始めた。ちなみに俺が好きなケーキは、モンブランだ。(今もモンブランを食べている)



「そういやぁ、兄貴。こんな沢山のケーキどこで買ったんだよ?ケーキって高いんだろ?」



「フフフ!実は、駅の近くにケーキ屋がオープンしたんだ。んで今日は、5000円でどんなケーキでも買い放題だったから沢山取ってきたんだ!」


如月(きさらぎ)兄ちゃんは、そういうの上手だもんね。」


「まぁな。まだ有るから皆遠慮しないで食べな!!」



遠慮しないでと言われても皆は、そこまで食えないだろ。俺達と違うんだから。(?ケーキ何個でも食える)



・・・



ケーキを食べ終わると兄貴(長男)が皆に話をし始めた。俺の話だ。・・・・兄貴は、心配性だから知らない人には、必ず俺の事を話す。別に話さなくたって良いじゃん。話したから何だよ?相手にとってそんな情報どうだっていいだろ。

それに、正直あんま話してもらいたくないことだってある。俺がどんな奴だとか俺に優しくしてほしいだとか。兄貴がそんだけ考えてくれてるのは、わかる。けど俺には、いらない同情だ。今まで同情されたいと思った事は、ない。同情するならもう俺のことほっといてくれよ。一人にしてくれよ。そしたら俺は、本当に何も言わないから。頼らないから。



「兄貴。もういいだろ。皆そんな話されても・・・・。」


「敬人。俺達は、お前に頼って欲しいんだぞ?なんかあったら俺(心春)とかシャオとかに言えよ?」


「いや別に困んな・・・・」


「一人で抱えるのは、よくないよ?私達年は違うけど助けてあげられるから。」



何だよ・・・・それ・・
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