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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第六十七話
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じていたメリアが声を出したのを聞き、僕達はメリアに駆け寄る。メリアはゆっくりと上半身を起こすと少し目をこすりながら口を開いた。
「…カノンノ…衛司…それにリタとヴォルト…?」
「うん…うんっ!目が覚めたんだね、メリア!」
「ん…暗い中…皆の声…聞こえた…から…」
メリアの様子にカノンノは頷いて、彼女が目を覚ました事を心から喜ぶようにメリアを抱き締めた。
メリアは少し驚いた様子を見せた後、一度僕達を見回してそう言った。
でも…本当に良かった…彼女が目を覚まして…。
心から安心した……その時だった。
「…っ!か…はぁ…っ!?」
「…ある─っ!?」
突然、何か言葉では言い表せない苦しみが胸元に現れだし、僕は思わず口元を抑えて片膝をつく。
僕の様子に気付いたヴォルトが声を上げた気がしたけど…上手く聞き取れなかった。
「かは…っ!…ぁ…くぁ…っ!?」
「え──っ!?ど──たの!?─いじっ!?」
「ちょ──、しっ─りし─っ!」
呼吸が徐々に上手く出来なくなり、ついには片膝で身体を支えられず僕はその場に倒れ込む。
頭元から誰かの声が聞こえるが…それもじょじょにだれのこえかわからなくなる。
──そして…ぼくのいしきはかんぜんになくなった。
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