第二話 ボーキのフードウォー
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4さんも中々やります。どうやら、ライオンとバッファローの二つ名は伊達では無いようですね。)
赤城はのぞみとE4が自分達のペースについて来ている事に驚いていた。
(ならば、慢心を捨てて全力で行かせてもらいます!!)
そんな勝負の様子を374庵の窓の外から眺めている者たちが居た。
「提督ノ言ウ通リ、艦娘ドモト奴ラノ提督ガ居ルナ。」
艦娘が戦う敵、深海棲艦の戦艦ル級と重巡リ級である。
「アレ?ヲ級ノ奴、何処二行ッタ?」
「放ッテオケ、リ級。ドウセ何処カデ買イ食イデモシテイルンダロウ。ソレヨリモ今ガちゃんすダ。連中ハ食事二夢中ナ上、艤装ヲ付ケテイナイ。」
「ソウデスネ。」
「ヨシ、行クゾ!!」
そして、二人は窓を割って店内に侵入した。
「な、何!?」
「し、深海棲艦だ!!」
「大変よ!私たち今艤装を付けて無い!!」
「ピンチなのです!」
突然現れた深海棲艦に混乱する第六駆逐隊。
「サア、覚悟シロ!艦娘ドモ!!」
そして、ル級とリ級は武器を構えたのだが。
「今何か音がしなかったか?」
「さあ?気のせいじゃない?」
フードファイト参加者は完全に彼女らを眼中に入れていなかった。
「オイ!無視スルナ!!」
「ソウダ!状況ガ分カッテイナイノカ!!!」
怒鳴りながら主砲を向けるル級とリ級。しかしその直後・・・
「帰って下さい。」
「ヘ?ゴバア!?」
青葉がリ級の腕を掴んで店の外に投げ飛ばした。
「リ級!貴様、ヨクモ!!」
仲間がやられたのを見て今度は青葉に主砲を向けるル級。だが、なんと青葉は何やら黒いオーラを発していた。
「私はですね、この世紀の対決の記事が書きたいんですよ・・・」
「ナ、何ヲ言ッテイル・・・」
「深海棲艦の襲撃なんて言うありきたりでマンネリ化した記事じゃあないんですよ!!青葉パンチ!!!」
「ゴハア!?」
そして、ル級は青葉のパンチで吹っ飛ばされた。そして、店の外で倒れていたリ級の上に落っこちる。
「ギャフン!?」
「ス、スマン、リ級。」
「さあ、まだやるんですか?」
「グッ・・・ヲ級サエ居レバコンナ事ニハ・・・覚エテロヨ!!!」
そして、深海棲艦達は逃げて行った。
「さあ、早く取材の続き続き♪ 」
あれから暫く時が経ち、フードウォーは料理がデザートの杏仁豆腐となり、終盤に差し掛かっていた。
「「「「「おかわり!!!」」」」」
「はい!これが最後の一杯です!!」
そして、ついに最後の一杯。これを先に食べ終えた者が勝者となる。
(これで最後か。ならば、ラストスパートだ!!!)
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