暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos41義のマテリアルF/炎壊の報復者〜Flamme The Revenger〜
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「っと、フローター!」

対象を浮遊させる魔法であたしとフラムを包み込む。けど落下速度があまりに速すぎたのか完璧に止まる前に地面に激突しちゃうわ。とここで「借りは今すぐ返すであります、オリジナル」涙目のままだけど気丈に振る舞うフラムが、「タラスクス! スプリングフィールドであります!」って言って、ある魔法を発動した。
眼前にまで迫って来た地面との間にミッドの魔法陣が1枚。フローターフィールドなんて硬い足場、地面と変わらずに痛いじゃないの、ってツッコみを入れようとする前に激突・・・したんだけど、襲ってきたのは痛みじゃなかった。

「のわぁっ!?」

まるでトランポリンの様に優しい弾力が返って来て、ボヨンと跳ね上げられた。弧を描きながら緩い速度で落下するあたしは見た。魔法陣4枚が縦に連なっているのを。あれがバネのような緩衝剤の役目を果たしたんだ。ここでフラムがあたしから離れと思えば「ちょっ、んな・・!?」あたしをお姫様抱っこして、そんで着地。

「あ、危なかったでありますなぁ・・・オリジナル」

「お、そ、そんなことはいいから早く降ろしなさいよ! Harry, Harry, Harry!」

「あんまり大きな声を出さないでほしいであります、オリジナル。大声は嫌いであります」

急かすと、フラムは泣き顔に歪みながらもあたしを下ろした。ああ、地面、しっかりと大地に足を降ろしてるわ。すごい安心感。やっぱあたしに空は向いてないわ。うん、空戦はやっぱり無理。

「あの、オリジナル・・・?」

「なによ?」

「ひうっ。・・・う、うぅ、その、助けてくれて、ありがとう・・・であります」

「っ!・・・ふ、ふんっ。あのまま見殺しにするのも気が引けるし、気まぐれよ、気まぐれ! ま、あたしもありがと。助かったわ」

不覚。自分の顔なのに、その健気っぽくてか弱いって感じの態度や仕草が可愛いって思ってしまったわ。あたしなのに、あたしの顔に体なのに。そう自己嫌悪してると、「オリジナル、どうかしたでありますか?」なんて心配をしてきたフラム。ていうか・・・。

「アリサ・バニングスよ」

「へ?」

「名前! アリサ・バニングス! オリジナルって呼ばないで!」

「は、はいっ、でありますアリサ!」

ビシッと敬礼するフラム。なんか憎めないわぁ、自分の姿云々を除いても。ま、とにかく「アンタを連行するわ」マテリアルの捜索担当ははやて達だけど、こうして遭遇しちゃったんだから、あたしが捕まえても良いわよね。

「嫌であります! 我らマテリアル、悲願を果たすまでは捕まるわけにはいかないであります故!」

VS?―?―?―?―?―?―?―?―?―?
炎壊の報復者フラム・ザ・リヴェンジャー
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