暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0758話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
体とも呼べるニーズヘッグとはさすがに比べるべくもないのだ。
 そんな風に考えながらメニューをこなしていき、基本的なデータの収集が完了して次のメニューへと入る。

『次はバジュラが出て来ます。回避の際のデータを少しでも多く収集したいので、申し訳ありませんがアクセル君は反撃しないで回避に集中して下さい。どうしても回避出来ないようなら防御でもOKです。まずはもっとも機動性と運動性の高いファイターから』
「了解」

 先程までガウォークで動かしていた機体をファイターへと戻し、やがて画面には機動兵隊バジュラと重兵隊バジュラの2種類が1匹ずつ姿を現す。
 早速とばかりに放たれるミサイルや弾丸、ビームをYF-29にスーパーパックで追加されたブースターを存分に利用しつつ、上に下に、左に右にと回避していく。
 まだまだ調整途中の為、そして俺自身がVF-25に長く乗っていた為に微妙に感覚が合わないな。……前回のバジュラ襲撃時や昨日の戦闘で大分慣れてたんだが、調整が進んでスーパーパックを装備してとかなり違う機体になっているので、その辺に合わせるのもまた最初からやり直すことになっている。
 それでも、シミュレーションとは言ってもこうして機体を動かしていると大分機体の反応にも慣れて来る。
 そのまま10分程ひたすら回避行動を続けていただろうか。やがてルカから溜息と共に通信が入る。

『はぁ、全く本当にどんな反射神経してるんですか。魔法のある世界、ネギま世界でしたっけ? そこに行けば誰でもこんな身体能力を得られるものなんですか?』
「どうだろうな。向こうだと色々と規格外の人物がいるのは事実だから、人によるとしか言えないな」
『……でしょうね。そのネギま世界とやらにいる人達全員がアクセル君と同等の身体能力を持っていたりしたら絶対に僕は行きたくないですし』
「それはそれで面白そうだけどな」

 魔法世界の住人全てが混沌精霊の俺と同じ力を持っているとか……まさに色々な意味で混乱をもたらす世界だろう。火星のテラフォーミングもあっという間に終わりそうだ。

『止めて下さいよ。……それはともかく、次はFCSの調整に入ります。標的を出すので、武装を順番に使って破壊していって下さい』

 心底嫌そうに呟き、同時に標的が現れる。まずは重量子ビームガンポッドを通常時のビームガトリングで撃ち、次にバーストモードのビーム砲を。そしてMDEビーム砲、続いてマイクロミサイルランチャーを撃っていく。バトロイドになり、ピンポイントバリアを纏ったアサルトナイフを突き刺し、同時に頭部4門のビームバルカンを命中させる。
 その後もガウォークになったり、ファイターになったり、バトロイドになったりしながら各種武装を使って敵を攻撃し、同時にフォールド・ウェーブシステムを使って機体から光
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ