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それでも歌い続ける
だから?それが、何?
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考えてたのか?!こいつ意外と頭いい・・・・。俺は、小さくはぁー、とため息をした。やるしかない。やらないとまずい。


「俺は、小林敬人。」


「じゃあ敬人って呼ぶわ!!僕のことは、好きに呼んでくれ。・・・・敬人って何年生?」


わかった。俺、お前のことパーカーって呼ぶわ。なんて呼んでも良いんだろう?その言葉マジでそのまんま受け止めるわ。後悔するなよ。


「中学3年。だけど?それが?」


俺は、またパーカーに冷たくかえした。皆は、驚いてたり笑ってたり。なんなの?こいつら。パーカーがこうだからこいつらもこうなの?

パーカーは、表情1つ変えないで笑顔で俺の頭を撫でた・・・・?!ってなにすんだよ!!!いきなり!!!!


「やっぱ敬人って面白いし可愛いな!!見てて飽きない!」


「はぁぁぁぁあ?!意味わかんねー!!」


「シャオは、こういう奴だからww変わってるよな〜。」


「おもいっきり変わり者だよ!どうかしてる?!」


「敬人君も同じくらい変わってるけどね。」


「うっっ・・・・。」



花梨の言ったことは、正しい。実際俺もそう思う。だけどパーカーと一緒にされたのが気にくわん・・・・。パーカーと同類とか・・・・人生終わる!


「あっそうだ!ドッチ辞めて敬人の荷物運び手伝おうぜ!!」


「俺シャオにさーんせーい!!翔琉は、どうすんの?」


「俺もやるよ。」


「?!別に俺頼んでないからやってもらわなくて、いいんだけど?!」


「いいだろ、やっても。俺達どうせ暇なんだし。」


「そうそう!それにこんな重そうな荷物敬人君だけに持たせらんないよ。」



はぁ。もういいや。ここは、しょうがないからもってもらおう。着いたらさっさと帰ってもらえばいい。そして今度こそ会った記憶を消せばいい。ただそれだけなんだから。


「お願いします。」


ぶっきらぼうに言っても皆は、なぜか笑顔でいた。・・・・なんで笑ってるのかわかんねぇよ。呆れてるから?それともあえて笑ってる?俺は、うーんと首を傾げて悩んでたけどパーカーが俺の口を広げてたから怒った。そのうちに悩みも忘れてた。







「?パーカーカツラ買ったのかよ。」


「!気づいた?!よく見てくれてたんだ!」


いやよく見るつもりは、なかったけどさっきと髪型違うんだから気づくだろ・・・・。そう言おうと思ってたけどパーカーが調子に乗ってきたからやめた。


「なんだシャオwwおまっwwパーカーって呼ばれてっ・・・・ぷふっww」


「別に良いだろ?!」


「確かに者尾っていっつもパーカー着てるよね。」



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