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それでも歌い続ける
だから?それが、何?
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を着ていて茶髪のゆるいロングを後ろにまとめている女がいた。パーカーは違うがもしかしてもしかするとあいつだ。(通称パーカー)


「久しぶり!僕のこと覚えてる?!」


覚えたくないが覚えている・・・・馬鹿でお人よしで脳無しでマヌケでうるさくて紺色のパーカーを着ていて特徴的なお前だから。・・・・俺兄弟以外ではっきり覚えている人間がいるの初めてなんだけど。



「元気そうで何よりだ!傷も治ったっぽいし。」


「だからなんだよ?」


「安心したよ。」



俺の だからなんだよ? にこいつは答えた。普通笑顔でかえさないよな。なんで怒んないのか不思議だ。一番目の兄貴に話しかけられてるみたいでこわい。やっぱりこいつは、馬鹿なんだ。どう考えても馬鹿なんだ。



「僕らと遊んでいかない?今ドッチボールしてっから。」


「見てわかんねぇの?俺買い物から帰って来た後だから。そんなことしてる暇ねぇの。」


パーカーは、俺の荷物を見て納得してた。気づくのおせーし。


「者尾〜なにしてんの?」


「ああ、ごめん花!!」



もう今度こそ関わらないようにしたい。てか帰ろ。・・・・としたとき。パーカーは、あの日のように俺のことを呼び止めた。


「おーい、君!!友達に紹介したいから待って!」


「いやだよ。俺は、もう帰るから。」



そう言って帰ろうとしたけどまわりを囲まれてしまった。動けない・・・・。


「へぇ!可愛いね!!」


「身長低いな。」 「てことは、中学生?」


「お前、そういう趣味?!」


「いやいや!僕は、ショタ好きだけど・・・・でもこの子は、大人っぽいよ。」



双子と女一人と男一人がいた。4人は、パーカーの友達らしい。皆俺より高い。


「そう言えば、君の名前聞いてなかった。名前教えてよ。」


・・・・名前知らないのに友達に紹介するって・・・・。よくこいつ友達できたな。そこだけすげぇよ。ていうか俺は、お前に名前を教えたくないんだが。俺が嫌そうな顔をしてパーカーを見るとパーカーは、何を感じたのか「あ!」と声を出した。


「悪い悪い!僕らから言わないとね!」


「そういう事じゃねぇよ。」


「僕は、作間者尾(さくましゃお)。高校2年生。でこっちは、」


本田心春(こはる)だ!シャオと同い年なんだ。」


本田翔琉(かける)。心春の兄。以下同文で。」


佐藤花梨(かりん)だよ〜!よろしくね!」


「俺は、円藤裕也(ひろや)。裕也でいいわ。」



うっっ・・・・自己紹介しないとまずい感じになった・・・・。まさかパーカーは、そこまで
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