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界の帝具というものを使っていることがわかった」
「そんな力を持つ帝具が!」
「うむ。その帝具は最近まで封印されていたらしい」
「聞いたことあるな、封印された帝具
それの封印が解かれたと?」
「うむ」
ナジェンダが考え込む
「…その帝具の名前は?」
「世界創生 エンペラードライバー
シンプルな名前だ」
「現時点での力は?」
「ライダーへの変身と
自分に関する時を操る事だ」
「どういうことだ?」
「見たところ
傷つけられた箇所の時を戻して
回復させたり
一時的に自分の時を止めて仮死状態を
作り出したり…とそんな感じだ」
「なるほど
正体は…」
「そこはまだわからない
だがとにかく戦わなければならないのは確かだ…
頼めるか?」
「ああ、随分と危険そうなやつだからな
いいだろう、我々の次の任務は
そのエンペラーとやらの調査及び討伐だ」
「…ではよろしくたのむ」
鳴滝が再び発生した時空のゆがみに入ろうとする
「ちょっと待て、お前はなにするんだ?」
「私には念の為にやるべきことがある」
それだけ言って
さっさと消えてしまった
「では…お前達
今の話からわかったと思うが
どうやらまずい状況らしい
準備をしてからこの任務に臨むぞ」
「「「おう!」」」
全員が一斉に声をあげた
その電車は、狭間の空間を走っていた
名はデンライナー
時を超える事ができる電車…
「あーあ、全くよぉ
めんどくさいったらありゃしないぜ」
赤鬼の様な見た目の怪物が言う
「先輩、悪いのは先輩でしょ?
前に過去に行った時にリュウちゃんを、おいてきたんだから」
「そうや、いくらイタズラでもシャレにならんで」
「うるさいな!わかってるよ!全くもう…」
「まあまあ、みんな落ち着いて」
「そんな甘いとダメよ良太郎!
ビシッと言ってやらないと」
そういいながら少女は赤鬼の怪人を殴る
「いでぇ!?」
「モモタロス!ちゃんと反省しなさい!」
「わかったよ…」
モモタロスと呼ばれた怪人は
怠そうに答えた
デンライナーが向かう先は
とある世界のとある時代、
帝具が広がり、民が苦しむ国…
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