報告
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って全滅したらしい
それともう一つ全滅したとこもある」
「どこだ?」
チェルシーの代わりに
ナジェンダが答えた
「拷問場の連中だよ
これも先ほど二人からの報告でわかった
しかも、拷問するためにとらわれていた人が全員
消えていたそうだ」
「多分帝具持ちだ
そうだろ、ナジェンダさん?」
「ああ」
「一体どんなやつが…」
ユウスケが言ったとき、
とある男の声が聞こえた
「ディケイドォ!」
その声を聞いて
士は呆れたような顔をする
「なんだ鳴滝!」
その言葉に答えるように
全員の中心に時空のゆがみが現れる
そこの中から鳴滝が現れる
「鳴滝さん!」「鳴滝!」
ユウスケと大樹も驚く
「えっと…こいつ誰だ?」
レオーネが訳がわからないように言う
「こいつは鳴滝…
まあ、協力者…って感じかな?」
「お前とライダー達の戦いが終わってからはな」
「何の用だ?バダンの一件以来じゃないか」
士と鳴滝が最後に会ったのは
平成ライダー、昭和ライダー、
そしてバダンやスーパー戦隊の
戦いが起こった時であった
「いや、実はお前達が今話していたことに関して
私からも話がある」
「なんだ?何か情報を持っているなら教えてくれ」
「構わないが、君たちにはわからないと思うぞ」
そう言って鳴滝は
士達の方を向いた
「実は…今回暴れているのは
仮面ライダーだ」
「仮面ライダー?なんだそれは?」
「こいつらのような奴らだ
鎧のような物をつけて戦う戦士
だが、そのライダーの中にも
正義と悪の2種類がいる」
鳴滝は簡単にライダーの説明をした
「この世界にも悪のライダーがいるのか」
「ああ…しかもタチが悪いことに…」
「なんだ?」
「もし奴が自分自身の完全な能力を知ったら
他の世界にも攻撃をしかけるかもしれない」
「どういうことだ、鳴滝」
「奴の名前はエンペラー、
仮面ライダーエンペラーだ
奴は…時を操る能力を持っている」
驚きのあまり一瞬何もわからなくなる
「…は?」
「まだその能力は完全に目覚めてはいない
だが、時を操る事は…空間を操る事に等しい
もし完全な力を知ったら空間をつなげ、
他の世界にも侵攻するかもしれん」
「えと…つまり?」
「ディケイドォ!…いや、今は士君か
君たちには彼らを倒してもらわねばならな」
「ら?」
「ああ、実行したのは一人だが
仲間はいるようだ」
「…大体わかった
簡単にいえばそいつを倒せばいいんだろ?」
「ああ…
ここからの話は君たちにも
わかる話だから聞いてもらう」
そう言って鳴滝はナイトレイドの方を向いた
「奴の力について調べた結果
この世
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