空の王者と雷獣の死神
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叩き、そこに高速の五連の斬撃。追加で蹴りを二発程。
それをくらい、リオレウスは木々を薙ぎ倒し吹き飛んで行く。多分さっきので翼くらいは破壊できたと思う。我ながら上手いな。
「グルル………」
おっと、リオレウスが逃げてしまうな。翼をはためかせてる。こんな状態で逃げられたら最後、追い掛けられるのが落ちだ。無論、それを許す筈は無い。
俺はライトボウガンに弾を装填されていることを確認し、地面を一蹴りでリオレウスの中央線に入り込む。
「リボルティング・カウンティング!!」
リオレウスの真下で放たれる無数の弾丸。それはリオレウスの叫びすらも聞こえなくし、ただ放たれた音しかしなかった。
ライトSaido
俺は今、猛烈にダメージを負っている。物理的ではなく、心理的ダメージである。
『……えっと、何だ……その……すまん』
ダークが裏で謝罪をする。だが、それでも俺の心理的ダメージは少なくならない。
「まさか………あんな格好付けたのが俺とか………うわぁあああああああああああああああああっ!!!!!」
俺は近くにある木に近付き、頭をガンガン叩き付ける。
『お、おい!!落ち着けって!!』
「これがっ!落ち着いてっ!られるかぁあああああああっ!!」
俺の中で認めたくないのと認めたいのがぶつかりあっている。そんなのは一切認めたくない!!
『………こりゃ、ほとぼり覚めるの待つしかないな』
「うわぁああああああっ!!」
俺は必死に頭を叩き付けて、その考えを打ち消した。
それから、頭から血を出した(そんな状態なだけ)状態で街に戻り、依頼をクリアしたことを伝え、俺は宿屋に戻り、寝た。
一応後付けだが、何故かリオレウスが仲間になった。理由は………まぁ、考えてくれ。
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