第8話 エリオ君が学校に転校してきました!けれどルーちゃんが何だが不機嫌です………
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そう言って一旦言葉を切り…………
「あの金髪お姉さんの胸のサイズは………げフッ!?」
そう聞く前にエローシュ君の所に行った夏穂ちゃんのグーパンが脇腹に直撃しました。
エローシュ君が悶絶しています……………
「あの…………大丈夫なんですか?」
「ああ、あれがいつも通りだから気にしないで」
「はぁ……………」
その気持ち分かりますよ、エリオ君。
そんな感じで、エローシュ君の所為で自己紹介は締まらず終わりました。
「学校って面白いね」
ただいま昼休みです。
いつもの様に円を作ってお弁当を食べています。
ただ、そこにはエリオ君も混ざっています。
「変なクラスだけど、馴染んでくれて助かるわ」
夏穂ちゃんは苦笑いしながら言います。
「だけど凄い人気だね………」
「確かにそうですね………」
真白ちゃんがそう言って校舎の方を見ました。
校舎の方にはエリオ君を見に来た別のクラスの女の子が物陰から覗いてます。
「このリア充…………」
「えっ!?なんでルー怒ってるの?」
ルーちゃんは今日はずっと不機嫌です。
エリオ君に話しかけようとして、何度も取り巻きの女の子に邪魔されたのが原因だと思います。
「フン」
ルーちゃんはそっぽを向いて、エローシュ君の弁当からおかずを取って食べました。
「あの…………ルー様?何故にわたくしめのオカズを食べているのでしょうか……………?」
「うるさい、エローシュは黙ってお弁当差し出せばいい」
「ノオオオオオオオ!!」
エローシュ君、八つ当たりされてます…………
こういうときは…………
「ドントマインド」
「キャロちゃんその言葉好きだね!?」
何かカッコいいと思います。
初めての学校、結構緊張して登校したんだけどな…………
「モンデヤ………ぐふっ!?」
エローシュが筆箱投げられてた…………
その後もエローシュ君は冷たい目で見られてたり、筆箱投げた女の子にパンチされたりと散々な扱いだった。
皆に嫌われてる………?
「あの…………大丈夫なんですか?」
「ああ、あれがいつも通りだから気にしないで」
「はぁ………………」
先生にそう言われて、僕は空返事を返す事しか出来なかった。
「ねえ、エリオ君ってどこから引越して来たの?」
「好きな食べ物何?好きなアニメとかある?」
「何かスポーツとかやってる?」
ただいま休み時間何ですが、女の子から質問攻めにあっています。
「「「ねえねえ…………」」」
もう勘弁してほしいなぁ…………
僕は助けを求めるように回りを見た。
するとルーがこ
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