Fourth day
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のフライパンがもう一度慎二に振り下ろされていた。
あの男がどう思うかは分からない。それでも、桜が笑顔でいることが出来るようになったこと、それは雁夜にとって喜ばしいことであるのに違いなかった。記憶の断片で見た彼女は、希望を失った目で世界を見ていた少女であったからだ。そんな彼女が笑える今の子の世界は、幸せな世界なのだろう。
温かい味噌汁を口にして、雁夜は小さく微笑みを漏らした。
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