第二十六話:最強の骸殻能力者
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う叫ぶがルドガーに届くはずもなく鏡はいとも簡単に砕け散っていく、そして――
『ゴフッ!!?』
倍にされた衝撃がルドガーを襲う
「ここで使うとはな……いい使い方しやがるぜまったく……」
さっき騎士の女の子はこれでリタイヤした……ルドガーは!!?
『まさか…その鏡!?』
『ええ、私の神器『追憶の鏡』は相手の攻撃を倍にして返すものですよ』
よかった……まだ大丈夫みた――
『通りで…痛いわけだ――ガハッ!!?』
ルドガーの口から赤い液体が大量に吐き出される……あ、あれはきっとトマトジュースにゃ!!?
『血!?……よくリタイヤしませんね、あなた』
そんな、ルドガー……
「グレイフィア、ルドガー君はリタイヤにはならないのかい?」
「いえ……致命傷ではないので続行可能とでています……」
「あんまりやばそうなら無理やりでもリタイヤさせてくれ……大事な生徒を失うわけにはいかねえからな」
今ほんの少しだけアザゼルを見直したにゃ
『椿姫、今のうちだ行くぞ!!』
『そうよ、今なら三人で行けるわ!!』
『!?…ええ、そうね』
ルドガーがもう戦えないと判断して再びグレモリーの本陣に向かおうとする三人の前に今にも倒れそうなルドガーが立ちふさがる
「っ!?…もういいにゃ…これ以上したらルドガーが!!!」
死んじゃう!!!
『っ!!?……どうして立ち上がるのですか?あなたは十分役目を果たしたでしょう、もうゆっくり休んでも構わないのでは?』
そうにゃ…もう私の為にルドガーが傷つく必要なんてないにゃ!!!
『約束したんだ……』
「っ!!?ルドガー………」
『どんなことがあっても守るってな……俺は示さなきゃいけないんだ!!彼女を守る覚悟と力を!!!』
「ルドガー君……君の覚悟はそこまでの物なのか……」
「愛の力ってやつね☆」
私の為に……ルドガー/////////
ルドガーが手に時計を取り出す……あれは何にゃ?いつもとは違う気がするにゃ
『その時計は一体!!?』
『鍵さ………』
『黒歌を守るためなら俺は――世界も絆もいくらだって壊してみせる!!!』
そう叫ぶと同時に――ルドガーの回りに歯車が展開されていく
「ルドガー!!?」
「おいおい、どうなってんだ!!?」
『ええ!?どういうこと!!?』
『な、なにを!!?』
『これは!!?』
『うおおおおっ!!!』
凄まじい雄叫びと共にルドガーを中心に炎が巻き起こる、そしてその中心から低い声が響いてくる
『我求むるは世界を壊す力』
「猫又の娘よ、余り危険なことに首を突っ込むでないぞ」
『我求むるは最強の証』
「いきなり何にゃ?オーディン」
『ただ一
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