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ルドガーinD×D
第二十六話:最強の骸殻能力者
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る危険を考慮して決して眷属よりも前に出ない……確かにいい策だ確実に勝つのに適した布陣と言えるだろう……だが今回はそれが命取りになる

「リアス、あなたを討ち取って私たちはこのレーティングゲームに勝ちます!!!」
「勝負はまだ終わってはなくってよ?ソーナ」

二人の言葉が終わるや否や一気にシトリー先輩目掛けて突っ込む

「っ!?会長お下がりを!!!」

かかった!!!シトリー先輩が下がり眷属が俺の前に立ちふさがるのを見て心の中でそう叫ぶ

「アーシア!!!」
「はい!!転移!!!」
「「「「っ!!?」」」」
アーシアの言葉と共に白い光が俺とシトリー眷属の三人を包み込む



「一体何を……っ!?ここは!!?」
「広場か……」
「私たちを転移させたのね!!」

ギャスパーの奴、何も広場のど真ん中に“転移装置”を置かなくてもいいだろうに……いや、俺を助けるために急いでくれた結果なんだろうな

「あなた達、まさか初めからこれを狙っていたのですか?」

真羅が驚いた顔で聞いてくる、まあ、中々大胆な作戦だしな

「ああ、部長の作戦だ、王、自らが囮になって相手をおびき出す、そして相手の王以外を転移させて相手の王を孤立させる……後は、言わなくても分かるな?」

もちろんこの作戦は俺達が不利になった時専用に考えられた作戦だ、まあ、今回はそれが上手くはまったんだけどな

「いかん!?会長が!!!」

状況を察した巡がいち早く駆け出す、いい判断だな…でも

「悪いけど、ここで君たちを足止めするのが俺の仕事なんだ」

ここを通す訳にはいかない!!バランスブレイクを発動させ巡に斬りかかる

「くっ!?」

巡は刀で何とか俺の攻撃を防ぐが俺はそのまま回し蹴りを繰り出し巡を吹き飛ばす

「巴柄!?」
「…大丈夫だ、大した傷は負っていない」
「巴柄、椿姫、こんなところで手こずってる時間はないわ……私が囮になるわ」
「!?……それしかありませんわね」
「……すまない」

囮か……まあ当然の判断だな、自分たちの王が危険に晒されているのに全員で俺の相手をする意味はない

「だからと言って俺が君たちを見逃す理由にはならないけどな、舞斑雪!!!」

高速で移動しすり抜けるように巡に斬りつけるがまたしても防がれてしまう

「いい腕だな」
「貴様もな!!」
「巴柄!!避けて!!!」

草下の出した炎が無防備な俺の背中へと迫ってくる

「くっ!!インヴァタブル!!!」

ハンマーに持ち替え水で出来た防御壁を張り何とか草下の攻撃を防ぐ

「今のうちよ!!」

しまった!!今の隙で二人が出口に…だがまだ間に合う!!!

「スタンブリッツ!!!」

全方向に弾をばら撒き
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