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仮面ライダーディケイド 〜覇者の帝具〜
救済
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った
男の両手に現れた剣に一人が切られる

「し…侵入者だ!
殺せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

残った一人が大声で叫ぶ
すると、その場にいた他の拷問官達が一斉に
同じ場所を見つめる

そして、ゆっくりと…全員が凶器を手にとった

「「「オオオオオオオオオオオオオ!」」」

色々な体格の男達が向かってくる

エンペラーは
まずそばにいた残りを斬り殺し
他の奴らを殺しに向かった




あっという間だった
男達は全員、一瞬で斬り捨てられた

中には恐怖で全く動けないものもいた
それもそのはず、一度攻撃を当て
脈が止まったはずの相手が再び息を吹き返していたのだ
まるでゾンビを見るような目でこちらを見ていた


エンペラーは拷問にかけられていた人達の元へと向かった

「う、うぅ…」

全身から血を流していたり
体の一部を切断されていたり
様々な人達がいた
エンペラーは一人ずつ全員に
歩み寄り、同じ事を言った

「すまない…この状態の
君達を救う事は出来ない…
せめて…最後に楽にさせてくれ…
君を…この場で殺してもいいか…」

人々は皆、この質問に対して
YESと答えた
それもそのはず、
ここにいるものはほとんどが出血などのせいで
残りの命が短かった
それに既に家族を殺されていたりと
戻っても絶望する現実しかなかったからだ

エンペラーは一人ずつ首を切っていった





その場にいた全員を切り終えたエンペラーは
中央にたたずんでいた

「すまない…本当にすまない…」

何度も謝罪の言葉をつぶやいていた

しばらくすると
拷問場の入り口の扉が開いた
そこには
二人のフードをかぶった人物と
大勢の人がいた
全員、拷問の対象として捕らえられていた者達だ

「言われたとおりまだ拷問されていない人達を連れてきた」

フードの一人が言う

「よし…」

エンペラーは
前に立って話した

「私はこの国…いや世界を救うために
行動している…」



エンペラーの話を聞いているうちに
人々は惹かれて行っているようだった

「そこで皆にもついてきてもらいたい
私たちと共に…戦ってくれ」

その言葉に全員が頷いていた

「では…行くぞ」

そして、エンペラーに率いられた一団は
都市部をでて、国のはずれの方にある
城へと向かった






帝都の近くにある森の中…
そこをさまよう一つの影があった

「あーあ、つまんないの
みんなには置いてかれるし
ここはどこだかわからないし
怪物には襲われるし」

そうつぶやいているとまた怪物が現れた

「僕お腹空いててイ
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