白、黒、そして碧その二
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「やべえっ!」
いつの間にか騎士が左手を掲げ、白い光が俺達を取り囲んでいた。しかし・・・
突然背後から凄まじい雄叫びのうなりが俺達の背中を叩いた
「来てくれたのか!」
お揃いの古代級装備を煌めかせるシルフの大部隊を率いるサクヤ、ケットシーの秘密兵器、龍騎士隊に率いるアリシャ。
一旦白い壁から距離を取る。俺達の合図を見て、アリシャが指示を飛ばした
「ドラグーン隊、ブレス攻撃用ー意!」
「シルフ隊、エクストラアタック用意!」
サクヤもそれに続く、鉄灰色の龍がS字に首をたわめ、その口の中で赤い炎が輝く。シルフ隊の全員が右手の長剣を掲げ、その刀身を新緑の電光が包んだ
「ファイアブレス、撃てーーー!」
「フェンリルストーム、放てっ!」
紅連の火柱が騎士を焼き、縦横無尽に走る稲妻が白い壁を引き裂く。ここだ・・・今しかない!
「キリト(君)!」
リーファと俺が同時に剣を投げ渡す。キリトは、入れ違いに自らの大剣を俺に投げてきた
「「ラァァァ!」」
二刀になったキリトと俺は、やっと天蓋の扉にたどり着いた。だが・・・
「だめです!この扉は、プレイヤーには開けません!」
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