第3章 揺れる想い
3-3 雪解け
雪解け
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っちゃ好みのカラダやねん。ケンジ」
「カラダだけかよ」
「いや、おまえのそのシャイなところも、わいに見せる笑顔も、異国人にも親切にしてくれるその優しさも、好きや。初めて会った時から好きやってんで」そう言うとケネスはまたケンジの唇に自分の唇を重ねてきた。しかし、今度はまるで壊れ物を扱うように優しく、ゆっくりと味わうようにケンジの舌を、唇を吸うのだった。
ケネスは下着一枚になった。
ケンジのペニスは図らずも大きく、硬くなり、反り返ってびくんびくんと脈動していた。
「嬉しなあ、ケンジもわいに抱かれて興奮してくれてるんやな」
そして彼はおもむろにケンジの股間に顔をうずめ、大きく脈動しているペニスを躊躇う事なく咥え込んだ。
「うっ! ケ、ケニー!」
「まだ、我慢するんやで」ケネスは一度口を離し、上目遣いでそう言った後、再び舌と唇でケンジのペニスを刺激し始めた。
「あ、あああ……ケニー……」ケンジの興奮が高まり始めた。「も、もうすぐっ! あ、ああああ……」
ケネスはケンジのペニスから口を離した。ケンジは射精の直前で踏みとどまった。
「ケ、ケニー……」
ケネスはにっこり笑った。
「ケンジ、横になり」
ケンジを元のように仰向けに寝かせたケネスは、ベッドに挟まれた白いレディスのショーツを取り出し、ケンジに穿かせた。戸惑うケンジにケネスは顔を近づけて囁いた。
「このままフィニッシュや」
「え?」
「ケンジ、もう破裂寸前やろ?」
「おまえもじゃないのか? ケニー」
ケネスはケンジの脚を広げ、覆い被さってきた。そしてまるで男女のセックスのように腰を動かし、ショーツ越しにペニス同士をこすりつけた。「あ、ケ、ケニー……」
「イく時は言うんやで」
二人の怒張したペニスは下着越しに擦り合わされ、ますますその大きさと硬さを増していった。そして次第にその動きが激しくなった。ケンジもいつの間にかケネスの動きに合わせて身体を揺らし続けていた。
「イ、イくんや、ケンジ。こ、このまま、ううう……」
「ケ、ケニー、お、俺、俺っ!」
「イくで! ケンジ、ケンジっ! ぐっ!」
「俺もっ! 出るっ! あああああっ!」
びゅるっ! びゅくびゅくびゅく!
二人はほぼ同時に射精を始めた。小さなショーツからはみ出した二人のペニスの先端から勢いよく白いどろどろした液がお互いの重なり合った腹部に大量に発射された。ぬるぬるになりながらも二人はさらに身体を擦りつけ合い、快感の余韻を味わい続けた。
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ケネスが身体を離した後、ケンジは横になったまま目を閉じてぼんやりと考えた。べったりと塗り広げられた二人分の精液のせいで、胸と腹の辺りが冷湿布を当てたようにひんやりとした。
自分がケネスに
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