第九話 エックスSIDE4
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やルナだけでは限界がある。一刻も早く治ってもらわねば。今の彼には何も出来ない。レスキュー部隊で補助を行うのがせいぜいでしょう。戦ってこその英雄なのに』
アイリス『あなたには心がないの!!?』
心優しい少女が遂にキレた。
エイリア『アイリス…』
アイリス『あなたは“戦ってこその英雄”と言うけれど、エックスが…エックス達が今までどんな気持ちで戦ってきたか分からないの!!?』
全員がアイリスの怒声に目を見開いた。
ゲイト『アイリス、落ち着くんだ。』
直ぐさま冷静さを取り戻したゲイトが宥めると、全員を見渡しながら口を開いた。
ゲイト『これは時間の経過でしか解決出来ないだろう。僕達に出来るのは、今まで通りに接してやるだけだ。』
シグナス『そうだな…』
エイリア『……』
エックス「…ライフセーバー?」
「あ、いえ。何でもありません。それにしても酷いものです。レッドアラートのせいで街は目茶苦茶です。やはりバウンティハンターなどならず者。認めるべきではありませんね」
エックス「そう、だな…」
答えながらエックスは附に落ちなかった。
レッドの突然の宣戦布告。
レッドアラートの狂暴化。
自分の知らぬ何かがうごめいていると思った矢先。
「エックス隊長!!」
エックスについてきた部下が血相変えて飛んできた。
「大変です!!ラジオタワーから雷が昇っています!!」
エックス「何!!?」
エックスがラジオタワーの方を見遣ると確かに雷が昇っていた。
エックス「借りるぞ!!」
部下から金属製の剣と実弾のライフルを拝借するとラジオタワーに向かう。
長らく剣を使ってはいないが無いよりはマシだ。
ライフルも比較的に古い型だがまだまだ使える。
最近は実弾兵器を蔑ろにする傾向が多々あるが、まだまだ現役で使えるものだというのは実弾を主に戦うVAVAと戦った自分が身を持って知っている。
このハンターも実弾兵器の有用性に気づいているのだろう。
エネルギーの消費がゼロなのも実弾兵器の魅力だ。
途中で会った部下が携行していたバズーカも拝借してラジオタワーに向かう。
ラジオタワーに辿り着いたエックスは道を阻むメカニロイドを見つけるとラジオタワーがレッドアラートに占拠されてしまったことを悟る。
メカニロイドが複数エックスに襲い掛かる。
エックスは剣を構え、一閃した。
それだけでメカニロイ
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