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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜常識を謳うチートな彼も来たようですよ?〜 【更新停止】
箱庭の都市
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私がそんなことを「黙りなさい」
ガチン! と
駄犬君
(
ガルド
)
は不自然な形で、勢い良く口を閉じて黙り込んだ。
本人は混乱したように口を開閉させようともがいているが全く声が出ないようだ。
「……!?……!??」
「まだ、香夜君の話は終わってないわ。それに、貴方からまだまだ聞き出さなければいけないことがあるのだもの。貴方はそこに座って、聞かれた質問に答え続けなさい」
その様子に驚いた猫耳の店員が急いでこちらに向かって駆け寄って来た。
「お、お客さん! 当店では揉め事は控えくださ ーーー」
「ちょうどいいな、仮説だけど第三者として僕の話と
駄犬君
(
ガルド
)
の話を聞いて欲しい。面白いことが聞けるはずだからね」
首を傾げる猫耳の店員を制して、飛鳥は僕に話の続きを促してくる
「まず、仮説だよ? それと、ジンくんに確認したい。『ギフトゲーム』って、コミュニティの弱みを握れば脅迫とかっていいのかな?それと、コミュニティそのものを賭けた『ギフトゲーム』って早々あること?」
「はい。ですが、もちろん推奨はされていませんし、ほぼ違法の段階です。それと、コミュニティを賭けた『ギフトゲーム』はやむを得ない場合なら稀です。しかし、これはコミュニティの存続を賭けたかなりのレアケースです」
「ん、ありがとね。じゃあ、確認しておくけど仮説だからね?」
僕は、一応念を押してから多分あっている仮説を話した。
「まず、魔王のようにコミュニティ同士の戦いに強制力を持たないでコミュニティを賭けた『ギフトゲーム』の理由は
戦闘力皆無
(
せんとうりょくかいむ
)
な女子供を攫って脅迫したんだろう。その後、コミュニティをまとめるために人質をとって幽閉、または殺害したんだろ。 身体からかなりの血の鉄くささがするからね。それがばれていないのならば、遺体は土に埋めたか最悪の想像だが、食ったのだろうね。証拠がなければ言っても意味がない」
かなりの苛立ちと殺気をを乗せた言葉に僕以外の全員が黙り、
駄犬
(
ガルド
)
が顔をしかめさせた。
この様子だと予測は的中か。できれば当たって欲しくはなかったんだけどな…
「香夜君の予想はあたっているの?貴方教えてくださる?」
「ああ、その通りだ」
その後、僕たちは
屑
(
ガルド
)
の罪を法で裁くことを考えた。
「そう。ならしょうがないわ」
苛立ちげに飛鳥は指を鳴らすと
屑
(
ガルド
)
を縛り付けていた力が解けたようで
屑
(
ガルド
)
はテーブルを勢いよく砕くと、雄叫びとともにその体を激変させた。タキシードが弾け飛び体毛は変色して黒と黄色のストライプ模様が浮かび上がる。
「テメェ、どう言うつもりか知らねえが……俺の上に誰がいるかわかってんだろうなァ!?
箱庭第六六六外門を守る魔王が俺の後継人だぞ??俺に喧嘩を売るってことはそ
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