暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos40理のマテリアルS/星光の殲滅者〜Stern The Destructor〜
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をし合ったりしてるけど、なかなか決定打を与えることが出来ない。そして気が付けば私たちは戦いの最中なのに微笑み合ってる。やっぱりシュテルはただ倒すべき敵じゃなくて、意志をぶつけ合うライバルみたいな?感じ。だからか親近感が湧いちゃう。
「なのは、笑みが零れてます。楽しいですか?」
「うんっ。なんていうかね、・・・とにかく楽しい! シュテルはどう? シュテルも笑ってるよ」
「ええ。楽しいですよ。我が焼滅の力をこうも存分に揮っているのに、貴方に悉く防がれてしまう。一方的な勝ち戦より、勝敗・魔導の優劣が紙一重で決まるかのような綱渡りの戦の方が、実に興奮し、白熱するというものです」
――エクセリオンバスター――
――ブラストファイアー――
砲撃が衝突して僅かな拮抗の後に消滅。そして高速で接近してきたシュテルに高速砲を連射しつつ後退。シュテルはバレルロールを繰り返しながら接近を続ける。しかも時折ラピッドフェザーっていう魔法を使うからか距離が開くどころか縮まる一方。
そしてついに追いつかれちゃった。振り上げられる火炎を纏う“ルシフェリオン”。アサルトマルクスっていう打撃魔法。懐に入られ過ぎて砲撃は無理。なら防御を、って“ルシフェリオン”に注意した。
「滅砕!」
「ごほっ!?」
意識が全部“ルシフェリオン”に向いていた時に私のお腹に突き刺さる、炎を噴き上がらせたシュテルの掌底攻撃。意識が飛ぶまでもないけどその衝撃と炎の熱さにビックリ。そんな中で「炎熱変換だけではありませんよ、私の新たな力は」ってシュテルの語りかけるような声が耳に届いた。まさか格闘技を使うなんて。
「爆砕!」
悪寒が奔った。今度は炎を纏ったアッパーだ。“レイジングハート”を盾にすることで防御する事に成功したけど、両腕を大きく逸らし上げられた。そのすぐに「アサルトマルクス!」“ルシフェリオン”での打撃魔法が襲い掛かって来た。狙いはガラ空きなお腹。
「えーい!」
打撃がお腹に届く前に“レイジングハート”を振り降ろして、石突部分で“ルシフェリオン”を打ち落とす。次にシュテルが取ったのは予想外の「きゃん!?」頭突き攻撃。ゴチン!と鈍い音が。私はくらっと後退。見ればシュテルもおでこを赤くしながら後退して、「ディザスターヒート!!」三連砲撃を発射。でも距離が開きさえすれば!
――アクセルフィン――
3本目の砲撃を撃ち終わるまで避けた後すぐに「ショートバスター!」高速砲を発射。シュテルはシールドで防御した後「パイロシューター!」火炎弾6発を発射してきた。それらを距離を取りながら「シュート!」魔力弾で迎撃する。
「ルシフェリオン、ディザスターヘッド!」
「え・・・!?」
“ルシフェリオン”が、“レイジングハート”でいう
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