暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos40理のマテリアルS/星光の殲滅者〜Stern The Destructor〜
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、それとも階級である三等陸士と続けるかで一瞬だけ迷った。けど今は「――三等陸士です」って続けた。すると「管理局? 名前からして司法機関? こんな小さな子でもお仕事を?」とアミティエが本当に小さな声で呟いたのがギリギリ聞こえた。
(管理局を知らない、か。フローリアン姉妹の出身世界エルトリア。次元渡航が出来るにも関わらず、管理局に認知されてないっていうのも変な話だけど・・・)
管理・管理外問わずに世界の発見から調査って結構な費用が掛かるから、エルトリアがどこにあるのかも調べがつくまで結構かかる。一応、こっちに来る前に無限書庫司書のユーノや観測部の知り合いにエルトリアの調査を頼んできたけど、今回の一件が終わるまでには難しそうっていうのがわたしや知り合いの意見。
「月村すずか、それと黒羽のお嬢さんこと八神はやてと、銀髪の方ことリインフォース。その友達であり同僚です」
「あっ! そう、ですか。あの、はやてさんとリインフォースさんは無事でしたでしょうか・・・?」
「ええ。キリエさんから受けた傷も、すずかの治癒術で完治しましたし、元より軽傷だったようで。あ、すずかから伝言。未だにウィルスに冒されているのであれば、すぐに治すのでお越しください。だそうです。ちなみに近くに居ますから案内しますよ?」
はやて達とのやり取りの映像を観た限り体の不調は確かなものだったけど、今のアミティエはそれなりに元気そう。まぁ、外からじゃ判らないようなやせ我慢って可能性もあるけど。アミティエは「何から何までご迷惑をおかけします」って深々と頭を下げた。
「では、一緒に来てくれますね? 正規の異世界渡航の方には、こちらで案内することになっております。あと安全のため、渡航した経緯と方法をお伺いしたいのですが・・・」
これまでのアミティエの行動から見て、「申し訳ありません! いま立て込んでいまして、お役所仕事にお付き合いするわけには! 全て済ませたら出頭しますから!」って言うことを聞いてはくれなかった。左手に握る“キルシュブリューテ”が納められた鞘を僅かに揺らす。
「あぅ。あの、本当に出頭しますから! 妹も連れて必ず!」
「そういうわけにはいきません。事情をお伺いしたいですし、内容によっては管理局も協力します。というより、闇の書のマテリアルが関わっている以上、協力をお願いします。アミティエさん、あなたの妹のキリエさんは、一体何を企んでいるんですか?」
夜天の主であるはやてや管制融合騎のリインフォースすら知らない、“システムU-D”とやらを狙っているキリエ。その姉であるアミティエなら、何かしらの情報を持っているはず。だから協力を申し出た。これなら話を聞いてくれると思ったから。な、の、に!
「申し訳ありません! こちらにも退っ引きならない
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