十七話:山籠もりでござる!!
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をご用意します!!!」
「私の事はお気遣いなさらないでください。」
「あら?一誠その子は?」
「?おおい!!!その女は誰だあ!!?」
「まあ、可愛い子ね、ボス。どうしたのその子?」
「一誠殿、その方は一体?」
何ぞろぞろ集まってきてんだよ!!?これ知られると後々面倒だろうが!!!
「皆様、初めまして、ユニと申します。」
「あら、礼儀正しい子ね。私はリアス・グレモリーよ。よろしくね。」
「拙者はバジルと申します。よろしくお願いいたします。」
「あたしはルッスーリアよ、よろしくねー。」
「で、結局その女は何なんだあっ!!!??」
「スクアーロ!!口を慎め!!!奥方様に失礼だぞ!!!!!」
レヴィがそう言い放った瞬間、全員が固まる。カスザメに関しては驚愕の表情のままのフリーズだ。
というかレヴィの奴ばらしやがって……後でカッ消してやる。
「私は一誠さんの許嫁です。まだ一誠さんとつり合いがとれるような人間ではないと思いますがこれからも精一杯精進していく心づもりです。」
そう言って優雅に頭を下げるユニ。
「うん……確かにつり合いがとれてないわね、一誠が。」
「これ程慎ましやかな女性が一誠殿の許嫁とは……世の中分からないものですね。」
「ボスのお嫁さんがこんなにいい子なんて……あたし信じられないわ。」
「?おい、あれだ、クソボスの乱暴さとユニのおしとやかさで丁度いい感じになると思ったんだろ?0+100を2で割って50位にしたかったんだろおぜ!!!」
「てめえら、ちょっとそこになおりやがれ!!!!!」
誰が正反対だ、ゴラッ!!!確かにユニは俺にはもったいないぐらいおしとやかで笑顔の素敵な女の子だが俺は俺の意思で―――あれ?俺、何言ってんだ?
「確かに一誠さんはちょっと言動が粗暴な所があります……でも沢山いいところもあります。私は良い所も悪い所も含めて一誠さんが好きなんです。それにお互いの欠点を埋めあうのが夫婦というものではないでしょうか?」
真正面から好きだと言われて首筋が熱くなるのを感じる。
「そうね……私達が間違ってたわ。」
「拙者、心が洗われた気分です。」
「ユニちゃん、ボスをよろしくね。」
「クソボスにこれ以上お似合いな奴もいねえな。」
「ちょっと待て!!!俺は認めてねえからな!!!!!」
そう言った瞬間に冷たい視線が集中してくる、リアス・グレモリーに至っては俺をまるでゴミでも見るような目で見ている。その視線を受けて俺の中で変態共が狂喜乱舞しているが今はどうでもいい。
「俺は死んでも他人の命令には従わねえ!!!というかリアス・グレモリー!!!てめえも今まさに縁談を破棄しようとしてるとこだろうが!!!!!」
「私だってライザーがそれだけ
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