十七話:山籠もりでござる!!
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ゲームに出るから分かるけどこの人達は何なの?」
「こいつらはてめえらの相手だ。てめえらがどういった修行をするかは知れねえが実戦練習は入れるだろ?」
「ええ、前半に基礎を出来るだけ鍛えて後半に実践を入れる予定よ。」
「その相手をあいつらにやらせるってわけだ。」
「それは助かるんだけど……どういう風の吹き回し?あなた、人助けするようなタイプじゃないでしょ?」
「ああ、てめえらの為なんざ微塵も思ってねえ、俺の目的―――あの焼き鳥の眷属を地獄に叩き落とすためだ!!!俺が焼き鳥との戦闘しか許されてねえ分てめえらが叩きのめしてやれ!!!!!」
「………あなたって本当に容赦がないわね。」
そう言って呆れた様に溜息を吐く親方様、お気持ちは分かります。
「当たり前だ、俺は暴君だ。」
「まあ、いいわ。とにかく、よろしくお願いするわ。出来れば基礎練習でも何か指導できることがあるならお願いしたいのだけど。」
「木場祐斗と塔城小猫なら同じ戦闘スタイルの奴がいる。それ以外は勝手にやった方がましだろ、第一てめえは自分を鍛えるよりルール把握の方が先だろうが。」
「そうね……人間でも珍しくない戦い方をする祐斗と小猫はともかく朱乃や私は教わりようがないわね、それにあなたの言う通り私は『王』としての知識を詰め込む方が先ね。『王』が駒を動かせなければどれだけ優秀な駒がいても勝てないもの。」
そう言えば拙者もよく『レーティングゲーム』の知識を知らないですね……これでは土俵に上がることすらできません。拙者も知識を増やしていかないと。
「そう言えばバジルはどうするの?」
「煮るなり焼くなり好きにしてくれだとよ。」
「え?」
「そう、それなら思いっきりハードな修行がいいわね、バジルは基礎体力は元々高いみたいだし考えていたのよりきつくするわ。」
「え、あの、親方様?」
「泳いで滝登りなんてどうだ?」
「いいわね、それ。」
なんか拙者の修行が想像の斜め上にいっているのですが……
いえ、これも親方様のためと思えば何の此れしき―――
「背中を地面に付けたら爆発する無限腹筋なんてどうかしら?」
「いいじゃねえか、どうせなら100sの重りをつけての崖のぼりも入れたらどうだ?」
「あら、それもいいわね。」
拙者『レーティングゲーム』前に死なないか不安です……。
Sideoutバジル
リアス・グレモリー達が修行をするために着替えている間に幹部を集めて指示をだす。
一応幹部の奴らは全員呼び寄せたんだが、最初のうちは全員はいらなかったか?まあ、レヴィには不満はないだろうが、ベルをどうするかだな……勝手にリアス・グレモリー達を殺されると面倒だから適当に休暇を与えるか。
「ベル、しばらく休
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ