31エキストラトラック (裏 華麗なる大円舞曲)
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「う、うーん…?」
僕が目を覚ますと。またも見知らぬ場所だった。
ここもちゃんと整理整頓された部屋でふかふかのベッドに寝かされていた。
「ここは…?」
「気づいたか?」
視界が晴れて来ると部屋の扉の前にさっきの…リオンがいた。
「お前…ん?」
暴れようとすると身体が動かない。
「ああ、一応謝っておくが麻痺状態にしておいた。」
そう言うとリオンはため息つきながら。
「お前…一体何者なんだ…?」
「僕?僕は…。」
ん??待てよ?よく考えたらこの世界はいわばパラレルワールド。僕の存在がない世界。
この世界では詩乃の幼馴染という事がないのか…
少しショボーンとしながら。
「えっと…さっきはゴメンね。リオン君。実は…」
ーーー説明中ーーー
「つまり、スノーは今、パラレルワールドの調査をしているということ?」
「まあ、その解釈でいいよ。
…とその前にリオン君。」
「なんだ?」
僕はリオン君の目を見て。僕は思った。
確かに詩乃を守る気力があるみたいだけど実力は…?
「その君と決闘したいんだけど。」
「…なんで?」
僕は少し芝居じみた格好で。
「いや?本当に君が詩乃を守れるか試したくてさ?…別に逃げてもいいんだよ?」
「…やってやるよ!」
そう言ってリオン君もやる気が出たのか少し腕を回す。
「んじゃ…3、2、1で始まるよ♪てね?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
外に出てリオン君に初撃決着モードで決闘の申請を出し…
デュエルが始まった。
「さあ!リオン君に先攻を譲るよ!」
「…舐めやがって…!」
そうするとリオン君は後ろに下がりながら投剣を飛ばしてきた。
「…その思いじゃ届かない見ていてもダメ♪」
その瞬間。僕は大鎌をバトンのように回す『エンペラーワルツ』で投剣を全て弾く。
「うーん…なかなかの攻撃だね♪」
「スノー…そんな事言いながら全て弾いてるじゃねえか…!」
「いやいや。大した事無かったら『エンペラーワルツ』は使わないさ。」
そう言ってから僕は。
「それじゃあ?回避は?
…刹那どんな存在も消えていってしまうだけ♪」
僕はさらに大鎌ソードスキル『クイックフール』を放つ。
回転しながら2回切る攻撃をする。
「は!」
リオン君はこの攻撃を避けるように後ろにバックジャンプ。そしてそこにも投剣を僕に飛ばす。
「♪??くっ!」
僕は数本投剣をくらう。
「へえー。カウンターで投剣…か。なかなかやるね?」
「口だけかよ?」
「うん?」
リオン君は少し怒った顔で僕に。
「もっとお前の本気を見せてみろよ??
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