ウェンディ・マーベル(受精)
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と改めて彼女の子宮口を見上げる。
ウェンディは生理は少し前に終わったと言っていた。
つまり今日のウェンディは、この奥の子宮の奥にある卵管の部分に卵、すなわち卵子を抱えている可能性が高いのである。
そしてその彼女の卵子こそ、禁呪‘転生‘に必要なのである。
それは俺自身の魂が、彼女の卵子と結合し胎児となることで、もう一度人間として生まれることができるからである。
その際、母体となる側の女性は魔力を全て喪失し、魔力を持たないただの人になるという。
だが彼女には気の毒だが、俺は魔導士として復活したい。
そのためには、彼女が魔導士としての道を立たれることになっても構わない。
そう思って俺は、ここまで来たのである。
「もう時間がない…」
俺はコン!とタンポンの先端を子宮口に勢いよく押し付けると呪文を唱える。
ウェ「ひうっ!ああああああああっ!」
その衝撃でウェンディの子宮口は、再び開き始めタンポンの先端をくわえ込む。
それと同時に、彼女の子宮口から白濁した頸管粘液が吐き出されタンポンを濡らしていく。
今や彼女の膣内は、子宮口から分泌された頸管粘液で真っ白になっていた。
やがてタンポンの先端から俺の魂が抜け始め、彼女の子宮口の奥へ吸い込まれていった。
彼女の子宮口を押し広げるようにはいっていくと、開けた場所に出る。
そこは先ほどの場所より熱を帯び、彼女の呼吸に合わせゆっくりと収縮を繰り返していた。
恐らく、ウェンディの子宮に到達したのだ。
その奥に目を向けると三角形のような形をしている子宮の角に2つの道、すなわち卵管があった。
おそらく彼女の卵子は、どちらか一方にある。
俺は考えた結果、右の道を選ぶと彼女の卵管の中に入っていく。
そして先へ先へと進んでいくと…
「あった…これが彼女の卵…」
そこには今の俺からすると、巨大な丸い球体があった。
それは透明な色をしており、薄い卵膜で覆われている。
これこそがウェンディの卵子…
俺は震える心を抑えながら、ウェンディの卵子へと近づいていく。
そして卵子をおおっている薄い膜めがけて、俺は魂ごと飛び込んだ。
ウェ「え…うあっ!?」
俺がウェンディの卵子と結びついた瞬間、ウェンディは意識が遠のく。
そしてそのままトイレの個室で,ウェンディは意識を失ってしまった。
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