ウェンディ・マーベル(受精)
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で、常に予備の生理用品を持ち歩くという習慣が身についていないのだろう。
ウェンディは、しばらくのあいだ途方に暮れていたようであったが、ヨロヨロと立ち上がる。
ウェンディ「ちょ、ちょっと恥ずかしいけどギルドの皆さんに相談してみるしかないですね。」
そういうと、ウェンディはトイレを後にしてテーブルに戻ってくる。
エルザ「ウェンディ、大丈夫か?お前もトイレに行くと言って帰ってこないから、心配してたんだぞ!」
エルザの言葉にウェンディは、恥ずかしそうにしながら小声で答える。
ウェンディ「だ、大丈夫です。それより皆さん…あ、あの生理用品もってないですか?
あの…その…私この前終わったところなのに、また始まっちゃったみたいで…」
そういうと他のメンバーに助けを求める。
ルーシィ「あ、そうなんだ…ごめん私も終わったばっかだから持ってないの…レビィちゃんは?」
そうだ彼女は今まさに生理中であるはずである。
ところが…
レビィ「ご、ごめん…ウェンディ私ね…あの…ちょうど女の子の日なんだけど…予備全部使っちゃって…」
ウェンディ「そ、そんな…」
どうやらレビィもダメだったようである。
だがそんな彼女に助け舟が入る。
エルザ「そうか…それは大変だったな。よし私のいつも使っているヤツがあるからそれをやろう。」
ウェンディ「ほ、本当ですか!ありがとうございます、エルザさん。」
レビィ「よかったね。ウェンディ。」
少女たちは小声で、この天の助けに感謝していた。
だがこれだけでは終わらなかった…
エルザ「ほら、ウェンディ…これだ。」
自分のカバンの中をあさっていたエルザが、こっそりとウェンディに生理用品を手渡す。
ウェンディ「ありがとうござ…エ、エルザさん!」
ウェンディが急に慌てはじめる。
奇妙に思って俺もウェンディの服に乗り移ると、外部に視点を移す。
目に入ってきたのは、タンポンとは違う小さな袋に入った細長い物体だった。
レビィ「エ、エルザそれってタンポン…」
レビィが思わず驚いている。
エルザ「ん?クエストにいくと、相手と戦うことになるのがしょっちゅうだからな。
ナプキンだと激しく動くと、すぐにずれてくるから、コイツを使ってるんだが…な、何かおかしかったか?」
エルザはそう言うと首をかしげている。
ウェンディ「わ、わたしタンポンって、使ったことがないんです…つ、使い方は知ってるんですけど…あの…こ、怖くて…」
レビィ「あ〜わかる…なんかさ傷とかついちゃうかもしれないから怖いよね…」
ルーシィ「わ、私も戦闘はだいたい精霊任せだから、ほとんどナプキンかも…」
彼女達は口々に言っている。
エルザ「そうか…だがウェンディ。何事も勉強だ!最初は少し気になるかもしれないが、慣れると気にならんぞ。
なにより温泉やプールにも
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