第一話
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俺は…誰なんだ
俺はいつも通り学校に行き遅刻で怒られ昼前に帰るを繰り返していた。
俺の学校は、不良学校ってわけではないが数人の不良がいる。
俺はそのうちの1人だ。
昼前に帰り、そのまま単車で暴走している。
家は俺の1人のみ
親がとある会社のお偉いさんだったからか金に結構な余裕がある。
その日も遅くまで暴走し、帰り道だった。
俺は1人コンビニにより酒を買って帰った。
家に着く…その直後だった。
ゴッガッシャン!
車が家に突っ込んで来た…。
俺は遠くなる意識のまま神を恨んだ。
もう少し生きたかったな。
酒も飲みてぇ…単車ももう少し改造したかった…。
あの世で神に会ったらボコってやんよ…。
その日…1人の少年の存在が消えた
…ここ…は…
そして俺は飛び起きる
「ここは…どこなんだ…俺は死んだんじゃねぇのか?」
「そうだ…お主は死んでおるよ」
「!?誰だ!」
「わしか?まぁわしは君らの世で言う神…とやらじゃな」
ガシッ
「なにをする!?」
「いや…もうちょっと長生きさせろや」
「無理じゃ」
気づけば掴んでいた神は後ろにいた
「わしは君を殺してしまった…あの日君の横に住んでいた女の子が病で亡くなるはずだったのじゃがな間違えて君の名前を書いてしまったわけだ」
…どこのデ○ノートだよ…
そういいつつ神は黒いノートをふる
「そして君は長生きするはずだった寿命を女の子に与え君は死んだ」
「そうか…ならいい」
「なぜじゃ?ここに来たものは皆もっと生きたいだのなんだの言うやからばっかだったのだが?」
「いいんだ…俺はいままで人の役に立ったことがない…」
単車で暴走して人を怪我させ喧嘩で怪我させ万引き置き引きスリなんざしょっちゅうしてた
「最後に役に立ててよかったさ…最初は神を恨んだがな」
「何はともあれわしのミスでお主を殺してしまった…これについては詫びよう…そこでだ…お主は転生をしてみぬか?」
「転生?」
「そうじゃ…好きな世界好きなアニメ漫画…しかしお主のいた世界には戻れんがの」
「そうか…」
俺は考えていた…特に何か好きってわけじゃない…
「お主好きなものがないのか…ならば」
そういい神は丸い球体を作り出した
「これに手を入れてみよ」
そういい手を突っ込むとなにかが手に触れた…そしてそれを引き抜く
丸い何かには東方Projectと書いてあった
「ではお主には東方Projectの世界に行ってもらうとしよう」
そういい俺の頭に手をかざす
すると知識が入ってき
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