昼食
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「はい」
そこでレキの口が開いた。
毎日カロリーメイトonlyはどうやら本当らしい。
カロリーメイトは偶に食べるのには美味しいが毎日カロリーメイトだと気分が悪くなる。
でもレキは毎日カロリーメイトonlyか確かに変食家だな。
「でもさ〜。
アリアに言われても説得力ないよね〜」
「確かにアリアさんに言わると変な気分です」
2人の意見が合致、アリアに集中攻撃を開始する。
「アリアも変食家だと思うけどな〜
毎日毎日モモマンばっかり〜」
「毎日じゃないわよ!!
朝と昼と夜だけだもん!!」
「朝と昼と夜?
毎日モモマンを食べてますね」
レキが変に面白い事を言った!?
無表情でも心は存在すると知っていたがアリアを小馬鹿に出来る程の心の持ち主とは!
「う、五月蝿い!!」
「ま、お前が食事する時は何時も何時もモモマンばかりだもんな。
言われても文句言えないんじゃないか?」
てかカロリーメイトonly生活なら俺でもギリギリ耐えきるかも知れないがモモマン生活は勘弁だ。
カロリーメイトは味も種類も色々と存在するがモモマンはモモマンしか無い。
しかもモモマンは見た目通り結構甘い食べ物だ。
毎日毎日毎日毎日甘い食べ物を食べて生活は破滅を呼びかねない。
「真面目に普通に普通の食事をしてるのは2人だけかショックだ〜」
「だよね〜
アリアとレキは変食家だもんね(笑)」
でも不思議だな。
アリアとレキは毎日毎日毎日同じ物を食べてる筈なのに健康だ。
毎日同じ物を食べると栄養が片寄る筈なんだが?
あ、でもアリアとレキはSランクの凄腕武偵だ。
凄腕は変食で変わった一面が有る方が凄腕の気迫を漂わせるしな。
「カロリーメイトは栄養価が高く長期戦の狙撃戦でも食べられる最高級の食べ物です。
アリアさんのモモマンとは違います」
「でも毎日は無理かな」
モモマンonlyかカロリーメイトonlyならカロリーメイトを選ぶが毎日だと飽きて食欲が失せるぞ。
「アタシもカロリーメイトの方が良いかな〜」
「カロリーメイトは偉大な食べ物です」
カロリーメイトの全てを知り尽くした廃人の言葉をアリアに向かって言った。
カロリーメイトを考えて作った人は凄いと思うけど偉大な食べ物と言われると返答に困るんだが。
「モモマンの方が偉大に決まってるじゃない!!
カロリーメイトなんて小さい子供が食べるお菓子でしょ!」
小さい子供はカロリーメイトを食べないと思うけど?
「モモマンの方が子供向けの食べ物です」
レキの冷静な発言にアリアは戸惑う。
確かにモモマンは子供向けだな。
逆にカロリーメイトを子供が食べる所を俺は見た事が無い。
なので味方するならレキ
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