仕事の依頼
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信がほしいんだ、これならどうかね?」
『なるほどな、そこまで本気で気にしているなら普通は直接運営に当たるべきだと思う。だが、このGGOを開発・運営している《ザスカー》はアメリカにサーバーを置いている』
その後の説明だと、現実の会社の所在地、電話番号、メールアドレスが全て未公開だということを二人は聞いた。
「もちろん、最大限の安全措置は取る。君たちには、こちらが用意する部屋からダイブしてもらって、モニターしているアミュスフィアの出力に何らかの異常があればすぐに切断する。銃撃されろとは言わない、君たちの眼から見た印象で判断してくれればそれでいい。───行ってくれるね?」
雪羅と和人は顔を見合せ、深く息を吐いてから答えた。
「解ったよ、まんまと乗せられるのはシャクだが、行くだけは行ってやる」
「遭遇するかはわからんが、実在するのは確かだ。現に動画サイトにアップされているんだからな」
「これが《死銃》氏の声だ、君たちに渡しておくよ」
「そりゃどーも」
二人はイヤホンを耳にはめ、《死銃》なる人物の声を聞いた。
『これが本当の力、本当の強さだ!愚か者どもよ、この名を恐怖とともに刻め!俺と、この銃の名は《死銃》だ!』
そこには機械的な響きを帯びた声が流れていた。
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