暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0755話
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関砲、あとはアサルトナイフといったところか。
 基本的に盾は刑務所内にある他の戦力に対する防具として使う事になりそうだな。
 そんな風に思いつつアイランド・アルカトラズの中を飛んでいると……

『敵接近! 機体の数は……4機!? ちょっと待って下さい。確認を……アンタレス1がいません! いるのは小隊員達だけです!』
『何? ブレラ・スターンはどこに……いや、今はそれを考えている場合じゃないか。全機、敵の殲滅を優先しろ! プラネットダンス!』

 オズマの指示に従い、全機がその場でバラける。それぞれが嵐のような艦内の環境に舌打ちをしつつも、俺達の方へと向かってきている4機のVF-27を迎え撃つべく散っていく。

『アクセル、お前は敵の1機を1人で押さえろ!』
「了解した、YF-29の性能と俺の腕があれば一般兵が操るVF-27程度どうとでもなる!」

 オズマからの指示にそう返し、真っ直ぐこちらへと向かって来ているVF-27へと牽制の意味も込めて威力を弱めた――それでも機体に当たれば被害出るだろう――MDEビーム砲を放つ。
 何しろ、この環境の中だ。下手に強い威力のビームを撃って艦の外壁を壊してしまったりしたら、それこそ洒落にならない。
 こちらから放たれたビームを機体をロールさせて回避するVF-27。
 へぇ、まさか今のタイミングで回避するとはな。すかさず撃ち返された重量子ビームを向こうと同様に機体をロールさせて回避しつつ、思わず感心する。
 確かにブレラなら何の問題も無く回避出来た一撃だっただろう。だが、一般兵にまで回避されるとは思わなかった。
 ……いや、違うな。元々VF-27というのはサイボーグが操縦するのを前提として開発されている機体だ。それを考えれば、通常のパイロットが回避出来ないタイミングでも向こうにとってはそうでもないって事か。
 なら、次は近接戦闘といこうか。嵐の中の如きこんな状態だと遠距離攻撃は色々と危険だ。ならどうする? そう、遠距離からの攻撃が駄目なら近接攻撃をすればいい!
 そのままVF-27から放たれるビームを回避しつつ敵との間合いを詰め……残り僅かとなった時にファイターからガウォークへと変形し、そのまま足の底にあるスラスターを使って急激に方向転換。VF-25に搭載されているものよりも高性能なISCがGを吸収し――本来ならいらないんだが――VF-27の斜め後ろ上方へと位置取る。そのままVF-27よりも高い機体性能を活かして間合いを詰め……次の瞬間には機体の胴体へとピンポイントバリアを展開したアサルトナイフを突き刺す!
 向こうもエネルギー転換装甲を装備しているとは言ってもさすがに限度があるらしく、アサルトナイフの刃はあっさりとファイターの形態をとっているVF-27の胴体部分へと突き刺さる。本音を
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