第八話 アクセルSIDE5
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トンネルベースには敵がひしめいていた。
敵のライドアーマーが無慈悲な攻撃を繰り出して来る。
地下兵器工場は堅固なセキュリティプログラムが機能しているらしい。
複数のコアを破壊しなければ進めない道が多々あった。
ルナ「ギガクラッシュ!!」
バレットを回転させながら凄まじい勢いで連射し、扉のコアを破壊した。
ゼロ「(いけどもいけども雑魚ばかり…うざったい。)」
ゼロは苦く思いながらセイバーを振るう。
脳裏にはアクセルの言葉が去来していた。
ゼロ「(改造か…下らぬ真似を…)」
苦虫を噛み潰したような表情になる。
ルナと連携し、ライドアーマーの群れを叩き斬った先には四方をガラスで囲まれた空間がある。
“決戦の場”に挑むようにこちらを見るのは、ピンク色のカンガルー型ライドアーマーに乗った幼少の戦士。
ルナ「あいつがガンガルンね…」
ガンガルン「金髪とセイバー…それに紅いアーマー…ってことは、お前がゼロだなぁ!!」
それは恐怖ではなく、歓喜。
ガンガルン「流石に僕を抑えられるのは、Sクラスのハンターだけだって判断したんだなぁ!!でも、僕の方が遥かに強いぞぉ!!」
最近は特A級ハンター同士でも力に差が出始めて来ているために新たなランクが作られようとしていた。
それがガンガルンの言うSクラスである。
ゼロ「やれやれ…そんなオモチャを乗り回して、ガキ大将気分か?」
ガンガルン「ガ、ガキだってえ…!?許さないぞぉ!!」
不快も露わに呟いた彼に、やはりと言うべきかガンガルンは癇癪を起こす。
そんな子供を前にして、ゼロが舌打ちするのは禁じ得なかった。
ゼロ「チッ…これだからガキは苦手だぜ…」
再び降って来た拳をひらりとかわし、ライドアーマーの左足の関節を斬りつける。
ルナもバレットによる連射で間接を狙う。
ガンガルン「何だよお前ー!!」
ルナ「俺はルナ、ゼロと同じランクのハンターだ。」
ガンガルン「ゼロと同じ…?ってことは、お前も強いのかぁ!!そんなに強い奴が2人も来るなんて、やっぱり僕って凄いんだぁー!!」
ルナ「なわけねえだろ。2人の方が効率がいいからだ。覚えとけ糞ガキ」
ガンガルン「ま、またガキって言ったなぁ!!」
再び癇癪を起したガンガルンは、ルナばかり攻撃し始めた。
ゼロ「ガキと言われて血が上る。だからガキだと言うんだ。」
ガンガルンが簡単にルナの挑発に乗ったことに若干呆れながらもセイバーでライドアーマーを逆袈裟に斬る。
刻んだのはガンガルンの居場所を裂けた
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