暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
第七話 アクセルSIDE4
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ンみてえな銃はウィンドブーメラン。文字通り、ブーメランを発射する銃だ。ディフュージョンレーザーはアリクイック、ウィンドブーメランはカラスティングの能力を参考にしたんだけどストンコングの能力を参考にするのは無理だったから能力をコピーしてくれ」

アクセル「分かった。ありがとう」

礼を言うとアクセルはミッションに向かう。




































灼熱の溶岩が渦巻いているコンビナートで、アクセルとルインは走っていた。

アクセル「それにしても暑いね〜…」

ルイン「そうだね。でもコンビナートだから仕方ないよ」

メットールを両断しながらルインが苦笑した。
2人はアクセルはホバーを、ルインはダブルジャンプを利用して突破していく。

ルイン「アクセル、ここのボスについて何か知らないかな?」

アクセル「…多分ハイエナード。炎の攻撃が得意で、分身も使えるんだ」

ルイン「分身?」

アクセル「うん…。本物と全く同じ戦闘能力を持ってて、見分けがつかないんだ」

ルイン「…何か、区別する方法はないかな?」

隣を走るルインに聞かれ、アクセルはと首を捻る。

アクセル「本体が大きなダメージを受けたら、分身もほんの少しだけ動きが止まるけど……区別はちょっと…」

ルイン「そっか…」

2人は転送用カプセルに入ると広い所に出た。



































アクセル「ここは…」

2人は用心して進むと肉食獣を模したレプリロイドが喘いでいた。

ルイン「あれがハイエナード?」

ハイエナード「ウゥ…くっ、苦しい…」

アクセル「そうだけど…」

目は麻薬中毒者のように血走り、呼吸には気管が詰まったような音が聞こえる。
しかし纏うオーラは得体が知れず不気味である。
ハイエナードがアクセルとルインに振り向いた。

ハイエナード「…お前達か?お前達が俺を苦しめているのか?…分かったぞ!お前達を八つ裂きにすれば苦しくなくなるっ!!そうだ!そうだろ!!?そうに違いない!!」

アクセル「…ハイエナード……待ってて。今、楽にしてあげるよ…」

真っ直ぐに構えられたバレット。
瞳には、声音とは裏腹に強い意志と覚悟が宿っている。

ルイン「来る!!」

3体のハイエナードがアクセルとルインに迫る。

ルイン「これがハイエナードの分身…どれが本体!!?」

セイバーの斬撃を浴びせるが、ハイエナードはのけ反るだけだ。

ルイン「アクセル!!分身は私に任せ
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