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トワノクウ
トワノクウ
第十五夜 雉は鳴かずとも撃たれる(三)
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与えず、空五倍子は夜空へととび上がった。

 眼下の光景が遠ざかり、人が点に見えるまでの高さに来た。
 くうは朦朧とする意識の中、夜空を見上げる。
 天には白い月。そこは人に支配されない聖域。
 ああ、いいな、と。人の絶えた世界にくうは自然な憧れを向けた。



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