プロローグ
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ね」
「ありがとうございます学園長」
「ならさっさと帰りな。明日は遅刻すんじゃないよ」
「わかりました。では失礼します」
俺は学園長に一礼して部屋を出た
「ハァ・・・変わったガキさね」
青年が出て行った後、学園長、藤堂カヲルは青年の履歴書を再び見た
履歴書
名前 桜井 蓮
年齢 17
資格 漢検2級 数検準2級 英検1級
特技 武術
趣味 人の恋愛を成就させること
「恋愛成就って・・・趣味なのさね?」
学園長は1人、恋愛成就は趣味に入るのか悩んでいた
翌日
俺は今2−Fの教室の前にいる
始めに思ったのは
「廃屋かここ?」
正にボロボロの教室だ
体の弱い奴ならすぐに体調崩すぞ
『それでは入ってください』
覇気のない声が聞こえた。ここ2−Fの担任の福原先生だ
しゃーない、気を引き締めて行きますか
「失礼します」
side out
side 明久
「えーっと、本来なら自己紹介をやってもらいますが先に転校生の自己紹介を先に済ませます」
転校生?この時期に?
「明久くん。転校生って誰でしょうか?」
「さぁ?でも、なんでこんな時期に?」
僕に話しかけたのは姫路瑞希ちゃん。小学6年から付き合っている自慢の彼女だ
「ねえ雄二。なんか知ってる?」
僕は瑞希ちゃんの向こう側に座っている雄二に話し掛けた。
雄二とは去年知り合った悪友だ
「さぁ?知らねえな。ただ」
「「ただ?」」
「噂だけどよ・・・なんか恋愛成就が趣味な男らしいぜ」
・・・それって
「恋愛成就が趣味ってなんか"恋天使"を思い出しますね」
「あぁ、蓮の事だよね」
「蓮?誰だソイツ?2人の知り合いか?」
雄二が蓮について聞いてきた
「あぁ蓮は、僕と瑞希ちゃんを引き合わせてくれた親友だよ」
「蓮くんは私達にとって"恋のキューピット"です!」
「そんなヤツがいるのか・・・」
「雄二にも会わせたいよ」
「坂本くんの恋も成就させてくれそうですね」
「なぁ!///だ、誰が翔子との恋愛を成就させなきゃいけねぇんだよ!」
「あれ雄二?僕たちは"誰"が雄二との恋愛を成就させるって言ってないよ?www」
「坂本くん、翔子ちゃんに気があるんですね♪」
「てめぇら/////」
雄二が自爆してカラかったら顔をリンゴの様に赤くした
多分僕と瑞希ちゃんの顔はニヤニヤしてると思うね
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