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東方喪戦苦【狂】
十三話 全員合流!!か〜ら〜の〜温泉回!!
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…だぞ?

骸が見えなくなってから幾姉が言った。
「私ちょっと誘う人が居るから待ってて。」
…誰かは、知らんが早くしてくれ。

幾姉達が廊下に歩って行った。

やれやれと一人で温泉の方にあるいっていった。

__________________
「遅いぜ!!みんな!!」
骸が風呂場の前…もとい番台の前に来ていた。

よくたどり着けたな。

幾姉達も大人数であとから来た。

幾姉、アゲハ、星花、さとり義姉さん、こいし…こいしッ!?

さとりの横にちょこんと居た少女を見た。

それは、紛いもない我が妹だった!!


キッとさとりに睨まれた。

こいしは、俺に気づくと、「あっ!!お兄さん!!」と声をあげた。

その瞬間だった。


さとりの顔が劇的に変化した。
「ちょっと!!こいし!?いつあいつに洗脳されたの!?帰ってきて!?こいしぃ〜!!!!!!!!!!!!!!」

ハッハッハッ。

素晴らしいシスコンですね。

義姉さま?

再びキッと睨まれた。

さとりは、幾姉の後ろに隠れる。


「ま…まぁ、速く温泉に入っちゃおう。」
幾姉が仕切り直した。

「「「「「「「ごゆっくり〜」」」」」」」

そして女湯ののれんをくぐろうとする、幾姉、アゲハ、星花、骸、さとり、こいし…あれ?

「やると思ったぜ。」
骸の服を引っ張って男湯の方ののれんをくぐる。

「いやぁ〜!!俺も!!女湯!!イクッ!!」

「お前は、男だろうが!!」

「あいつも男だぞぉ〜!!理不尽だぁ〜!!」
幾姉を指差して、抗議する骸。

「いや、あれは性転換した奴の勝ちだろう。」

「理不尽だぁ〜!!」

ずるずると男湯の方に引っ張られる骸。

それを傍観する、女人達。

いやぁ…青春って本当に良いですな!!


脱衣場。

半べそをかいている骸。

「骸…泣くなよ!!」

「だって…だって…女の裸は、男の宝じゃないですか!!」

骸の言った事に可笑しくなって笑う。
「クックックックッ…」

「何故笑った!!」

「骸…お前は、苦労して手に入れられる物を"宝"と呼ぶのか?」
ズドーン!!!!!!!と雷が走る。

骸がハッ!?と気づいた。


「…なるほど…つまり…宝は、自分の力と覚悟でGETしろと言うわけですか…」

「そうだ!!我々は、伝説の行事!!NOZOKIをする!!」

「アイアイサー!!」

「これよりプロジェクトΩを遂行する!!ミスは、決して許されない!!」

「イエス!!サー!!」

骸と狂夜は、固く握手を交わした。
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