十五章
必殺技×落城
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
なんでしょうね、ころちゃん」
「分からないけど、とにかく行って見るしかないよ」
言いながら、敦賀城の城門前に行くと真ん中に母衣衆がいて、左に柴田衆に右は丹羽衆、後ろに本陣で、一真隊はかなり後ろにいたけど。着いたときにはまだ退避作業をしていたIS部隊。それを見たひよたちは、何をしているんだとのことでした。が、巻き込まれるとタダでは済まなくなるくらいになりますよと言ったらIS部隊の準備は終わったようだ。そして、一気に隊長とゼットンが落ちてきた。それを見たひよさんたちは騒いでいましたけど、ゼットンを城門前に立たせるとあるメモリを取り出して右腰に差し込んだ。
『Black Steel Joker!MaximumDrive!』
そう鳴ったら、隊長とゼットンの間に魔法陣が出てきました。ちなみにBlack Steelとは黒鐵改を意味します。英語やローマ字だと長くなりそうらしいですけど。隊長は母衣衆がいるところまで、後退してから走り込みました。そして、ジャンプして一回転してからの両足での跳び蹴り態勢に入りました。ゼットンに当たったら止まることはなく、進んでいきましたけどね。何せ、あのメモリは混合型のメモリで威力は片足で50tですから両足で100tですね。本丸まで進んだところで停まったようですね、恐らく本丸に到着後にスピードを落として、後ろに一回転したのでしょう。
「す、凄い。城があっという間に落城しちゃうなんて!!!」
「私たちの技量では考えられない威力でしたね!だから、取りついた兵たちを退避させたのですね」
「それに二刻も経たないで、たったの半刻で終わらせたなんて聞いたことないよ!」
「小波さんは鬼達が搦手門から逃げ出したようです。ですが、一乗谷で決戦を選んだわけですか。ふむ」
「一乗谷は、その名の通り、谷の間にあって守るに適した地形と聞き及んでおりますが・・・・敦賀城を捨てた真意は一体どこにあるんでしょうか」
「それは鬼の行動を見るに、やはり何かがあるということでしょうか」
すると、早馬が来たので何かと思ったら、敦賀城内を制圧した後に松平衆と合流し、一乗谷を目指すらしいです。どうやら手筒山城もここと同じく犠牲もなく制圧したようです。なので、久遠様はこのまま一乗谷に進軍するようですね。隊長もこちらに来ましたね。まだ変身解除してないみたいですけど。
「よう、お前ら。来てたのか」
「お、お頭!さっきのは何だったのですか!?あんな威力のあるのは初めてみました!!!」
「まあな。それより、聞いたか?手筒山城の落城の事」
「はい。先ほど聞きましたが、胡散臭くなってきました。本陣は分かっていないのでしょうか?」
「あまりにも早すぎる敦賀城・手筒山城の落城。・・・・鬼という生物の基本的な性能
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ