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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
十五章
敦賀城へ行軍
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指揮。あまり、前に出るなよ。特に梅は前に出るなよ」

「大将たるもの、最前線で働き、その後ろを部下が追いかけてくる。これこそ名将の証ですわ!」

「武士同士なら文句は言わんが、相手は鬼だ。それに梅は俺たちの大切な仲間だ。絶対に無茶をするな。いいな、これは命令だぞ!」

「はっ!この蒲生梅、頑張りすぎないように頑張りますわ!」

「うむ。ころ、梅の手綱を頼む」

「先輩として、ちゃんと梅ちゃんの面倒は見ますから安心してください」

「ありがとう。ひよは小荷駄の管理だ。だが、今回は兵糧と弾薬の残量が重要だ。大切に使え!」

「了解です!無駄を省いて、倍ぐらいには保たせてみせます!」

「よろしく頼む。雫は詩乃と一緒に隊の指揮を頼む!出来るか?」

「わ、私が詩乃殿と一緒に、ですかっ!?」

「頼めるか?」

「は、はいっ!。光栄ですっ!」

「よろしくお願いしますよ、雫。・・・・あと、私に一々、敬称は必要ありません。友として接してください」

「あわわ、憧れの竹中殿を呼び捨てだなんて・・・き、緊張しちゃいます・・・・!」

「それほどの者ではございませんよ。・・・・共に一真様のために働きましょう」

「はい!あの、その・・・・し、し、し、詩乃・・・」

「はい。よろしくお願いしますよ、雫。・・・・では我ら二人が一真隊の指揮を承ります。一真様は・・・・」

とここで俺たちの前に、小型ドウターのゼットンが現れた。まったく俺の仲間の前に出るとはな。
ゼットンは一兆度のビームを撃ってきたが、空間を出して吸収したけど。

「詩乃、雫よ。悪いが、俺はこいつを倒すために行くから隊の指揮を頼むぞ」

「はい。一真様も気を付けて」

と言ってる間に、腰にドライバーを装着した。一葉たちも見てしまったようだが、もう関係ない。

『God Emperor』

「変身!」

『God Emperor』

俺は空中に飛んで、ゼットンに体当たりして空に行かせた。で、空中に行かせてからの戦闘になったが、織田勢は予定通り敦賀城に向かった。
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