第六話 エックスSIDE3
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ぉふぉ…邪神は使命を奪われ、偽りの使命を背負わされる。人間達の都合を押し付けられた哀れな男よ…」
ゼロ「馬鹿馬鹿しい…」
震える足で立ち上がるゼロ。
迷いなき瞳で敵を貫いていく。
ゼロ「爺から与えられた下らん使命も、予測のつかない未来も必要ない。俺に必要なのは“今”だけだ。今ここで戦っているという事実が俺を支えてくれている!!お前の戯れ言など何の意味もない!!」
セイバーが煌めく。
破壊不可能のはずのレーザーポッドが破壊され、それはアリクイックすらも屈服させる。
アリクイック「流石じゃのぉ…遥か昔に造られた最初のレプリロイドよ」
アリクイックはアーカイブを検索して古きデータを検出する。
現在厳重に保管されているケイン博士の日記にはレプリロイドの始祖はエックスであると言われているが、真実は違う。
“ロックマン”というロボットが存在していた時代にゼロは密かに造られていた。
ロックマンを破壊するために生み出されたロボット。
アリクイック「言葉の続きじゃ。これより遠い未来。世界は偽りの蒼とその子らに支配される。創られた紛い物の理想郷、それを突き抜ける斜陽の如き鮮烈な紅き光。蒼と紅は再び戦う運命にある」
ゼロ「下らん…」
ゼロは突き付けたセイバーを離し、静かに口を開いた。
ゼロ「その戯れ言が未来となるかどうか、その老いぼれた目で見ているがいい」
アリクイックの戦闘用プログラムをセイバーで破壊すると強制的に連行した。
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