暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 忘却の最期
第21話 ラストVS.ジョゼ 魔剣の暴走
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ーシィはこの身に代えても護ってみせます。貴女と交わした約束・・・必ず果たしてみせます。」

二人は、亡きレイラに別れを告げ

ハートフィリア邸を後にした。

























「うああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ジョゼと戦う内、羅刹剣(サクリファー)の侵食が頭部まで進んでいき

ラストの脳を蝕んでいく

(戦ウ・・・タタカウ・・・ルーシィノタメニ・・・・・・・)

そして、羅刹剣(サクリファー)の侵食で顔右半分が埋め尽くされた。

(タタカウ・・・・・・・タタカウ?ナンノタメニ・・・・・ダレノタメニ・・・・?)

自身が戦う目的を失い

ラストは、戦うだけの戦鬼へ変貌した。

「ウガァァァァァァァァァ!!!!!」

「おのれ・・・こうなれば・・・!!」

ジョゼは全魔力をラストにぶつけるため力を解放する。

「アアァァァァァガァァァァァァ!!!!」

ジョゼを殺す・・・否、目の前の物体を潰すために剣を振るうラスト

その目の前に


























護るべき金髪の少女

ルーシィが、突然現れた

「!!!!!」

突如現れたルーシィを見て

ラストは目を見開き

振るわれた剣は、ルーシィの喉元で止まった。

「ルー・・・・・・シィ・・・・・・?」

羅刹剣(サクリファー)に侵食されながら、かろうじて覚えていた護るべき存在

その姿を見て、僅かに正気に戻るラスト

しかし

「ギッヒィ!!!」

ルーシィの姿は蜃気楼のように消え失せ

その奥から、腕を剣に変えたガジルが向かってきた

「!?」

突然のことで反応できず

ラストは、振り上げられた鋼鉄の剣を

まともに顔面に食らった。

ラストの顔面が剣撃で大きく傷付き、鮮血が飛んだ

そのまま吹き飛ばされ、壁に叩き付けられると

羅刹剣(サクリファー)に侵食された部分が煙のように消え

ラストは剣から手を離し、デカログスが魔法空間へ自動的に消えた。

「・・・遅かったじゃありませんか、ガジルさん」

「すまねえな、予想外に時間を食っちまったからよ。つーか巨人止まってんじゃねーかよ」

「まさか・・・エレメント4が倒されたのか!?」

「ま、この様子だと知る由なかったっつーのは無理ねぇがな」

自身の顔面から大量の血が流れる中

ラストは、ガジルの左腕に抱えられたルーシィを見て

震えた左腕で手を伸ばす

「映像魔水晶を使ってルーシィを投影するとは・・・まさか戦いを見
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ