『疑似家族愛』
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人同士でも束縛ってあるんや...
外の世界でのまともな恋愛で、ちゃんと向き合って付き合うってのはユウが初めてやから、そぉゆうのは解らんかった。
でも、無駄な心配かけさすのは違うなって思ったから従った。
オッチャンに笑われた。
『ユウ君はオマエのこと好きやから心配しとんやろなぁ、ええやんけ。青春やな!ほな明日飯食って帰ろか』
頷いた。
兄ちゃんに言われた。
『せっかく妹できたのにさびしいやんけ。暫く逢えんのか?』
遊びに来るって言った。
夜中2時頃、3人一緒に避難所に帰った。
とりあえずドライで乾杯。
暫くしてオッチャンは浴槽に入る為、お湯を溜めた。
兄ちゃんも、オッチャンと一緒に風呂行って、シャワーだけして先に出てきた。
オッチャン出た後、自分もシャワーして浴槽洗ってから出た。
飲んで喋って5時前くらいに皆でまた雑魚寝。
朝10時頃に目ぇ覚めた。
冷蔵庫全体に在る物を確認。
ブロッコリーゆがいた。
芯は細かくしてミンチと一緒に味付けして炒めてオムレツ。
野菜の味噌汁。
シャウエッセン。
焼鮭。
いっぱい食べる2人には足りんかもしれんけど、何も無いよりはマシ。
白米も炊いてるし。
...お茶が無い!!
基本が酒やから忘れてた。
袋持って下の自販機に降りた。
お茶の好みなんか解らんから全種。
上戻ったら兄ちゃんが玄関前でタバコ吸いよった。
『何も言わんと帰ったんか思て焦ったし!』
『鞄置いてるやん』
『んなもん見えてないし!自販機の音でパッと下見たらおまえやったけん安心した』
『ありがとぉな...色々。ほんま零那は出逢う人に恵まれてんねやなって改めて実感する!』
『これ、一応。俺の携帯。今此処で組長と一緒なんは、おまえが居るからやし...』
オッチャンともっと一緒に居たいんやろなって思った。
一緒に居たいって言えば良いやんかって言ったら、甘えれんって強がる兄ちゃんが可愛かった。
オッチャンは、兄ちゃんの気持ちを、ちゃんと解ってる思うよってなだめた。
兄ちゃんは弱気。
とにかく入ろうって促した。
オッチャンは目を瞑ったままタバコ吸いよった。
みんな、寝起きから御飯食べれるタイプ。
むしろ寝起きって空腹。
2人が洗顔やら何やらしよる間に食べる準備した。
2人は、御飯があることに気付いて無いっぽい。
兄ちゃんが部屋に戻ってきてポカーン。
何言われるかは想像つく。
『...料理とかできるんや!』
想像通りの言葉まんま。
『こんなん料理とは言わんやろ』
オッチャンも状況把握して座った。
『零那の手料理、初めてやなぁ!いただきます♪』
兄ちゃんも『手料理久々!いただきます♪』って。
2人が、うまい
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