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Justice正輝編 前章 善と悪
6話アリシア復活の時
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「そうであってもフェイト。お前は生きてる限り心があるのならそれは人間と同じだ。事実上それは変わらん。それに、フェイトが生まれてから今までの記憶はフェイトのものではないのかね?」
正輝達はフェイトのことを嫌いになることはなく、人ではないと忌み嫌うこともせずフェイトは人間だと証明させた。
フェイトはいつの間にか目に大粒の涙を流した。
「安心しろ。今まで忘れ去られた幸せな家庭を再構築してやる。だからさ…一生懸命楽しく生きよう?」
「うわぁぁぁぁん?」
フェイトは正輝に勢いよく抱きついて、泣き声で辛い顔をして号泣していた。
「苦しくて…化物扱いされるのが怖くて…ぐすっ!辛かったよ!」
「良かったねフェイトぉぉ!正輝達ホントに優しいよ?」
それからフェイトは正樹に抱きつきフェイトが泣き止むまで1時間このままの状態であり、正樹は流石に不味いのでアルフに抱きついてくれと言おうとしたが

「やだ。正輝がいいもん///えへへ。」
その潤った上目遣いと可愛らしい本音が正輝の調子を狂わせただけでなく、
「そんなに抱きつかれるとは…マスターがロリコンに堕ちるとはな。」
(マジでお前は本当に黙れぇぇぇ?)
するとセイバーが哀れんだ目をしてきた。
「大丈夫です。貴方にも生きる資格がまだありますから」
「そんな目で見られても説得力ないからな!つーか見ないでくれ!」


昼2時
「それじゃ初めるぜ。アリシアの蘇生を」
正輝は英霊召喚の時の儀式の用意をした。触媒はアリシアが今まで持っていた物とジュエルシード。
フェイト達は正樹の背後に立っていた。

これは英霊の召喚ではない死者蘇生だ。


正輝のサーヴァントは受肉されており自分の魔力は持っているので正輝のマスターオブザリングによる魔力供給を遮断した。
「ー告げる。汝の身は我が下に(?)

その時儀式によって創り出した陣から強風と稲妻が走った。
「下がってください!」
セイバーはフェイト達に当たってしまう稲妻をエクスカリバーで防いだ。
「助かった!セイバー!」
「マスターは儀式に集中して下さい!」
(間違いなくフェイト達とセイバー達に当たっちまうがここでやめるわけにはいかない!)
正輝は危険を承知で召喚儀式を続けた。
「我が運命は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよーー」
強風の風が正樹の体に切り傷をつかせる。それでも続けた。
「誓いを此処に。我は常世総ての善となる者、我は常世総ての悪を敷く者ーー」
ついには時空が避けるほどの空間が生じてしまった。
「マスター!」
(あともう少しで終わる!)
「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よーー!」
その言葉と共に風と稲妻が止まり、召喚陣と触媒、空間の亀裂が光に
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