6話アリシア復活の時
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ないと思うわ…全くなんで早く気づかなかったの…」
プレシアの顔はとても苦しそうだった。
「正輝。貴方に質問するわ…私は今まで間違ってたことをやり直せるのかしら…アリシアは妹が欲しかったの…こんなになった母親を母親としてみてくれるのかしら…」
正輝はきっぱりとこう言った。
正輝の願いは平和主義(ハッピーエンド)。
「フェイトとアリシアは認めると思うよ。二人とも親孝行してるんだから、大丈夫です。俺が元の幸せな生活にしてあげます。絶対に!」
「貴方は…何者なの」
「俺はフェイトの救世主。ただそれだけです」
正輝は儀式を成功させて絶対に救おうという揺るがない目にプレシアは安心した様子だった。
朝11時
その頃フェイト達も正樹がいた場所に着いた。フェイトは下を向いており、アルフは正輝を睨んでいた。
「正輝…あんたに言いたいことがある…」
「フェイトのことだろ?プレシアから聞いたのか?」
すると正樹の襟を掴み怒鳴ってきた、プレシアは正輝にフェイトの救世主なら私はフェイトに真実を話してフェイトを救ってあげなさいと言った。
正輝達は元々知っていたのでそれがアルフを怒らせていた。
「あんた…プレシアと会う前から知ってるならなんで言わなかったんだい?」
プレシアはついにフェイトに真実を語り、今のフェイトは正輝達をみて完全に怯えており、まるで自分のことを騙していたのという気持ちしかなかった。
「言って何が出来た?確かに真実を言わないことは悪いことだ。けどよ…そんなことを軽々と言えるわけないだろ。「はい。そうですか」って言えるような問題か?」
「正輝の言う通りだ。それにフェイトがそのことについて知ったらどうなるかわかろう?」
アーチャーの目線がフェイトの方を向きそれを見てフェイトが完全に怯えていることにアルフは掴んでいた手を放した。
「悪かったよ。ごめん…」
「早く言わなくてこっちもごめん。言いづらかったんだ。」
正輝はそのことは早く知っていたが、いきなりフェイトに言ったら心が折れるかもしれない、ためらっていた。
「正輝は私のことを人形だと思ってるの…今まで騙してきたの?」
正輝はフェイトの方に顔を向いき、前の落ち着いた表情ではなくなっていた。
「ホントはな。俺とセイバー、アーチャーも知っていた。フェイト家の事件の全てを知っていた。そんなことをいきなり言うわけにもいかなかった。悪気でやった訳じゃない。それにフェイトはなんか間違ってるぜ。」
「クローンなんだよ?偽物なんだよ?正樹はこんな私「なんでお前を幸せにする為にそんなことをしなきゃいけねーんだ?」えっ?」
「それにフェイト。お前は人形じゃないよ。心がある。喜怒哀楽がある。思いやりがある。それで変に思えるわけないだろ。」
「その通りです。貴方は人形ではありません。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ