5話プレシア・テスタロッサ
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イトが正直に話してしまったが、それでも躾をしたからだ。
「プレェェェェシィィィィアァァァァァー?」
正輝はフェイトが入って行った扉に走り、その扉を蹴飛ばした。
「あなたがフェイトの言っていた正樹って男。よく集めてくれたわね。けれど扉を壊してどういうつもり?」
「その辺にしといたらどうなんだ。これ以上フェイトを傷つけるなら俺は容赦しない。」
フェイトに躾をするプレシアの鞭を正輝は体内から出てきた黒い腕で守った。セイバーとアーチャーはマスターが叫んだ声に駆けつけて来たが、正輝から出てきた腕がなぜあるのかがわからなかったが…ただ一つ言えることがある。
今の正輝は恐ろしく鋭く、また、怖い目をしている。
「セイバーとアーチャー。フェイトを頼む。プレシアに話をつけてくる。」
セイバーとアーチャーはフェイトを助けて、正樹はプレシアを睨んでいた。
セイバー達も正樹の表情に空気を読み正樹に任せた。
「どういう要件かしら?」
「まず単刀直入に言わせてもらう。あんたの目的はアリシア・テスタロッサの蘇生とあんたの病気。」
「?何故それをあなたが知ってるの?」
プレシアは杖を構えていた。無理もない。協力している男がいきなり事情も知っていることに驚きと警戒心を大きくさせた。
「さらに言わせてもらうぜ。アリシアは事故で死んでしまい、それから「プロジェクトF・A・T・E」によってフェイトが作られた。または、アリシアの代わりだった筈の人間。さてここから俺たちの目的を言おう。」
「そこまで知っているようね…いいでしょう。」
「俺達の目的はフェイトを幸せにするっつー依頼で来た。」
正輝はフェイトを幸せにさせたかった。そうでなかったら普通の人間がカラドボルグを放てたり、サーヴァントを慕うわけが無い。
「あんな人形のためにわざわざ協力を…随分と貴方達も哀れね。」
「それはコッチの台詞だぜ。あんたさ。フェイトがいたからジュエルシードが集めれたんじゃないのか?だいたいよ。アリシアが生き返ったとしても、本当の母親の顔じゃないだろ?」
「黙りなさい?貴方は私を馬鹿にしに来た「いいから黙って聞き上がれ?」っつ…わかったわ。けどもしくだらなかったらその時は覚悟しなさい。」
「俺は明日アリシアを復活させるつもりだ。それと同時にプレシア。あんたの病気も治してやる。その代わり条件がある。フェイトもあんたの人形としてではなく、1人の娘として可愛がってくれ。」
携帯から神様に質問したら出来るというが勿論簡単ではなく結構リスクが高い。けれどアリシア復活事態はもうハードだが神様は可能性としてはあると言った。
「あんな人を愛せと?やっぱり下らないわ?アリシアの復活と私の病気は認めるけどあんないらない子…使い捨てと同じ…」
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