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高速超特急ヒカリアン
召集された理由は新たな戦いの幕開け
Station.03-2

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「それで、博士!!どうすればいいんですか!!」
「ヒューマンモードスタートって言うんだ。」
「わかりました!!ヒューマンモードスタート!!」
博士に言われた言葉をはやぶさが言うと、僕と同じぐらいの身長の男の子になった。
「うわ〜!!港くんと同じ姿だ!!ありがとうございます、博士!!!」
「いいえ。それでは、改めて。」
博士ははやぶさに向けた笑顔から変わり、全員に深刻な顔になった。
「ドジラスとウッカリーが消えた。」
「っ!!」
「ブラックエクスプレスは、シルバーエクスプレスの命令に忠実に従い、まっくろくろ作戦を実行する気だ。」
「なんだと!!・・・、シルバーめ。しばらく、何もしてないから改心したかと思いきや、こんなことを企んでいたとは・・・。」
ひかり教官は悔しそうに言った。
「そして、問題はまっくろくろ作戦の内容だ。ヒカリアンの光エネルギーを暗黒エネルギーに変換して、全てのヒカリアンをブラッチャーにし地球を侵略しようとしている。」
「過去最悪の作戦内容だな。」
「更に、王女が拐われた。」
「っ・・・。」
「こうなった以上、あるものを探さないといけない。」
「パワーブロックですか?」
「それが、少し違うようなんだ・・・。」
博士が微妙な顔をすると、赤いマントを羽織った青年が来た。
「レジェンドブロック」
「ヒカリアンX!!」
「ひかり・・・、遅くなったな。」
「レジェンドブロックとは、一体?」
「さぁ・・・、オレにも解らない。今、ナスカとスフィンクスに頼んである書物を探してもらってる・・・。それと、100体ヒカリアンを探してもらいたい。」
「新たな仲間か・・・。」
「あぁ。」
ひかり教官はヒカリアンXを見ると言った。
「それよりも、封印を解いたばかりなのに、ヒューマンモードになんかになっても平気なのか?」
「あぁ、問題ない。」
「シャドーXの方も平気そうだな。」
「もちろんだ。ひかりがした封印だ。永遠に解かれることのない封印・・・。これなら、シルバーも解けないだろう。」
「うむ、それにしてもブラッチャーめ。」
「恐ろしくなったな。」
「今までに無い作戦内容だ。」
「胸騒ぎがする・・・。」
ヒカリアンXはひかり教官を見た。

「つまり、召集された理由は新たな戦いの始まり・・・。」
こだまはそう言って納得した。
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