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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos38再臨/砕け得ぬ闇の使徒〜THE DARK MATERIALS〜
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か?」
「ふむ。褒めて遣わすぞ、シュテル。・・・さて場所を変える前に・・・。はぁーはっはっはっは! 我らがこうして復活したからには、子鴉、ポンコツ、貴様らはもう終わりよ! 我らの力が整い次第、忌々しい守護騎士や、チビ魔導師共もひとり残らず食らい尽くしてやるから、首を洗って待っておれ!!」
「待ってろー!」
「というわけで、近いうちに改めて、皆様にご挨拶にお伺いしますので。今日はこれにて失礼します」
「アリサという炎熱の魔導師に、前回の屈辱を必ず晴らす、と伝えてくださいな」
「守護騎士は、この炎壊の報復者――フラム・ザ・リヴェンジャーが討つであります! 特に紅の鉄騎を確実に、でありますから、言伝のほどよろしくであります!」
「あ、僕はね、オリジナルに伝言を頼もうっと! 次は絶対に僕が勝つ、って言っておいて!」
「そんじゃ、アミタもバイバーイ♪ もう追って来ないでね〜?」
そうしてマテリアル達とキリエはどこかへと飛び去って行ってしまった。残された私たちはそれをただ見送るしかなく。
「キリエ・・・! あの子は本当にもう! うちの妹が大変ご迷惑をおかけしました!」
キリエの捕獲輪をいち早く破壊したアミティエが私たちに深々と頭を下げた。そして「お2人を捕らえているソレはすぐに解けますから、今しばらくお待ちください」そう言ってマテリアル達を追おうとするアミティエに、「ちょう待ってください!」主はやてが呼び止める。
「必ずお2人に謝らせますので! では、私はこれで!」
「ちょっ、あー、アミティエさんも行ってしもた。あんなに辛そうやったのに、めっちゃ速い・・・」
しかし話を聞く暇すらなくアミティエもまた飛び去って行ってしまった。それとほぼ同時に捕獲輪が消滅し、私たちは拘束から解放された。
「はぁ。・・・アミティエさんとキリエさんのこともやけど、マテリアル達が復活したとなると、また対処せなアカンな」
「はい。ですが・・・」
「うん。クロノ君やシグナム達は結構遠い世界に出張中や。たぶん、この一件の助けになってくれるんはすずかちゃん、なのはちゃん、フェイトちゃん、アリサちゃん、シャルちゃん・・・かな」
主はやてが挙げたメンバーの中に「ルシルはどうでしょう?」私たちという戦力の中で最強の二文字を有するに相応しい少年の名前を加える。ルシルはルシルで主はやての研修が休みの際、様々な研修を受けているようだが、これほどの緊急事態ならば戻って来てくれるはず。
「それは・・・」
『可能だよ、はやて!』
私たちの目の前に展開されたモニターに、フェイトの姉であるアリシアが映し出された。
『さっきまでのマテリアル達とのやり取りはこっちでもモニターしてたよ。緊急事態ってことで、
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