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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos38再臨/砕け得ぬ闇の使徒〜THE DARK MATERIALS〜
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う言って制止を掛けてくるが、彼女の姉アミティエが「あなたは少し大人しくしてなさい!」とキリエに銃口を向けた。だが、ここで新たな問題が発生することとなった。それは・・・
「待ぁてぇぇぇーーーーいっ!」
「「「「ぅく・・・!?」」」」
強烈な魔力の衝撃波が私たちを襲った。崩された体勢を整えてすぐ、複数の人影が視界に収まる。ディアーチェの援軍――他のマテリアルが複数基、同時に再起動したのだ。ディアーチェの側に現れた4基のマテリアル達。なのは、フェイト、アリサ、すずかの姿と似通ったあの子たちが今この状況で現れたのは戦力的に見て最悪だ。
「わぁーっはっはっはっはっ! 王様だけが復活して、僕らが復活しないなんて道理はないッ!」
フェイトと似通った構築体――“力”のマテリアルが言い放つ。
「こうしてこの姿でお目に掛かるのは初めてですね、ロード・ディア―チェ」
なのはと似通った構築体――“理”のマテリアルがディアーチェへと挨拶をする。
「というよりは、私たちそれぞれがこのように邂逅するのも初めてですわね」
すずかと似通った構築体――“律”のマテリアルがそう言いつつ、他のマテリアルを見回す。
「陛下、お初であります!」
アリサに似通った構築体――“義”のマテリアルが、なんとディアーチェの足首に手を掛けてぶら下がりながら敬礼をした。ディアーチェはそんな“義”のマテリアルに向かって「貴様、何処を掴んでぶら下がっておるか! 離せ、無礼者!」怒鳴る。
「申し訳ないであります! 自分、空を飛べないので、手を離すと真っ逆さまに墜落するのであります!」
「知ったことか、たわけ! 重いわ!」
「うぅ、仕方がないのでありますな」
“義”のマテリアルは渋々と言った風に自らの足元に魔法陣の足場を創りだし、そこに着地した。初めからそうしていれば、ディアーチェに怒鳴られずに済んでいたのかもしれないのにね。
「ふん。・・・しかし壮観だな。よく我が下に集ってくれた!
理
(
シュテル
)
、
力
(
レヴィ
)
、
律
(
アイル
)
、
義
(
フラム
)
!!」
「・・・ああ、シュテルとは、そう言えば私の名でしたね。忘却していました」
「レヴィ! よく覚えてないけど、その名前すっごくカッコいいからいいや!」
「アイル・・・、我が名前ながら惚れ惚れするほどに美しい名前ですわね」
「フラム! 燃える私には相応しい名前でありますな!」
ディアーチェのみならず他のマテリアルにも個体名があったようだ。主はやてが「なんや一気に個性が出始めたな」と呟いた。するとディアーチェが「どうだ、見たか、子鴉、ポンコツ融合騎! 貴様らの鬼畜の所業など、もう恐るるに足りぬ!」と安堵したように大声で言い放ってきた。
「闇
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